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温かい社員、社会貢献に本気で取り組む会社と、共に走り続けたい。



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プロフィール

長瀬 亜衣 ながせ あい
大阪ガスネットワーク株式会社 事業基盤部 コミュニティ企画チーム
2016年入社 嘱託社員
障がい種別:左半身麻痺と高次脳機能障害
障がい等級:身体障害 2級
趣味:スポーツ。受障後25歳ごろからは、パラトライアスロンにも取り組んでいる。

障がいについて

2009年、21歳の時に脳梗塞を発症しました。その後遺症により左半身麻痺と、わずかな刺激でも感情が出てしまい、抑えることができないという感情失禁という障がいがあります。
実は20歳ごろからトライアスロンにチャレンジしたいという気持ちがあって、大会にもエントリーしていたのですが、レースの2週間前に脳梗塞を発症しました。
当時は寝たきりで何もできなかったのですが、小さい目標を立ててリハビリに励み、少しずつ歩けるようになりました。そしてまたチャレンジしたいと思い始めたころに、パラトライアスロンと出会って、今はレースにも出場しています。

仕事をする上で必要な配慮

特別な配慮は必要ないのですが、設備としては洋式トイレ、エレベーターやエスカレーターが必要です。そのほか、私は左の手足を動かすことができないので、両手を使っての作業や重い物の持ち運びが困難です。

理想の働き方

脳梗塞を発症する前は、スポーツクラブでインストラクターをしていました。もともと人と会話したり、体を動かしたりすることが大好きだったこともあり、障がいを負ってからもサービス業で仕事を探していました。
でもやっぱり動きの多いサービス業は身体に障がいがあると難しいこともあるので、そこは割り切って、事務職に絞って探したという記憶があります。
理想の生き方は、何か一つの考え方にとらわれることなく、いろいろな考え方や価値観を習得し、心穏やかに元気に、そして楽しく毎日過ごしていくことです。

企業選びの軸はどのようなものだったか

第一優先は、障がい者の受け入れ態勢がしっかりしていることです。
急に通院が必要になることもあり得るので、有休の取りやすさなど柔軟な働き方ができるかどうかも重要でした。

就職活動について 理想の企業をどう探したか

まず、障がい者の職業紹介に特化した転職エージェントに登録して、転職活動の進め方や働き方などを相談しました。すると、面接の練習も兼ねてという感じで合同面接会への参加を勧められたので、お試し気分で参加しました。そこで当社とのご縁をいただきました。

書類選考を通るためにどのような工夫をしたか

なにしろお試し参加でしたので、書類についてはあまり工夫した覚えはないです。たしか、大手企業のブースをいくつか訪問したのですが、合同面接会の雰囲気がいい方向に影響したのか、面接もあまり緊張しませんでした。

面接における障がいへの配慮のすり合わせについて

面接官から必要な配慮についてヒアリングがあったと思うのですが、私はなんとかなるだろうと思っていました。合同面接会に出展するような大きな企業で、エレベーターもない、和式トイレしかない、なんてことはあり得ないので、とくに心配はなかったですね。

面接で印象に残っていること

面接が進むごとに面接官も変わっていくのですが、どの方もこちらのことを思ってくれて、本当に優しかったです。こんなに素晴らしい方々がいっぱいいらっしゃるのなら、私もこの会社で一緒に働きたいと思いました。

就職の決め手になったこと

やはり“人”でしょうか。コミュニケーションを重ねたことで、信頼が深まりました。

入社前後のギャップ(良い⾯)について

まず入社してありがたく感じたことは、通勤時の服装です。入社当時から、オフィスカジュアルでの通勤が認められていました。現在は、勤務中の服装も自由になっています。
体が自由に動かせない私にとって、スーツは動きづらく、着脱も大変です。そもそも健常者がカッコよく動くためにデザインされているスーツに、身体障がいの私たちが合わせるというのは、パフォーマンスを下げることにもなると思います。そのため、それぞれの人が動きやすい服装を選べることは、とてもすてきな配慮だと思います。
また、Daigasグループが社会貢献活動に力を入れていることを入社後に知り、本当に素晴らしい会社だと思いました。そして、私もそこで社会貢献の仕事がしたいと思いました。
実はその社会貢献活動が、今、私がやらせていただいているお仕事です。

入社してからのギャップ(悪い⾯)について

考えてみたのですが、入社後の悪い印象はないです。実はあったかもしれないのですが、それも上司との対話によってすぐに改善されたので、むしろいい印象になってしまったのだと思います。

入社後の仕事歴

2016年:大阪ガス入社 近畿圏部地域活力創造チームに配属
2017年:大阪ガス近畿圏部ソーシャルデザインチームへ異動
2021年:組織変更に伴い、大阪ガスネットワークカンパニー コミュニティ企画チームへ異動
2022年:組織変更に伴い、大阪ガスネットワーク株式会社 事業基盤部コミュニティ企画チームへ異動(大阪ガスより出向)

入社して1年ほど経った2017年に、同じ近畿圏部のソーシャルデザインチームに異動になりました。それ以降いろいろ所属の部署名は変わっていますが、ずっと、今のお仕事をさせていただいています。
実は私にとって、この異動はとても待ち望んでいたものでした!

現在の仕事内容

現在所属している部署は、Daigasグループの社会貢献活動を推進するためのチームです。その中に、40年以上続いている社会貢献活動である”小さな灯(ちいさなともしび)”運動という活動があります。
“小さな灯”運動には、①障がい者就労支援 ②子ども支援 ③被災地支援 ④従業員へのボランティア活動推進 という4つの柱があり、このような活動を広めていくための調整や広報をするというのが私の仕事です。
特に会社の敷地内で開催される「ふれあいバザー」の運営には力を入れていて、やりがいも感じています。
ふれあいバザーでは、福祉施設で作られた焼き菓子や雑貨などを販売しています。実は、私自身も短期間でしたが、施設に通所していたことがあります。そのため、販売にいらっしゃる福祉施設の利用者さんとのやり取りの中で、当時の経験が、とても役に立っていると感じています。

1⽇のスケジュール

週5日、9時から17時40分が、休憩も含めた就業時間です。
毎週水曜日は、夕方から訪問リハビリをうけているため、在宅勤務をしています。
したがって、基本は週4日会社に出勤をして、1日は在宅で仕事をしています。
定期的な通院は年に3~4回ですが、体調に合わせてフレキシブルに働けるので、とても助かっています。

仕事で心がけていること、意識していること

“人”、そしてコミュニケーションが大事だと考えています。
バザーを企画・運営する上で時折難しい要望をいただくこともありますが、何よりも丁寧に対応するようにしています。例えば常に、「こんなふうにしてはどうですか?」とこちらからご提案をするようにしています。それによって、気持ちをくみ取ってもらえるようになると思っています。

達成感のあった仕事

障がい者になってからは、周りの人からサポートしてもらうことがとても多いのですが、仕事を通して誰かの役に立ったり、人や組織を巻き込んだりすることで、自分自身が成長できていることを実感しています。
さらに感謝の言葉をいただけたときには、やりがいも感じます。

いちばん苦労した、⾟かった仕事

事務職での就労ということで、始めから分かっていたのですが、実際に仕事を始めたら、本当に1日中パソコンに向かって座りっぱなしで驚きました。パソコンもあまり得意ではなかったので、最初のうちは大変でしたが、だからといって立ち仕事はできないので、今となってはデスクワークで本当によかったと思っています。
また、入社前から通勤の練習をしていたのですが、いざ働き始めると、毎日の満員電車がとてもきつかったです。ただ、それを上司に伝えるとすぐにフレックス勤務にしていただき、現在はラッシュ時を避けた通勤ができています。本当に大変だったのは、最初のうちだけでした。

今後チャレンジしたい仕事

今関わっている福祉団体やNPOが、これからもっと活躍できるように、仕事のクオリティを上げていきたいと思います。

Daigasグループはどんな会社?

仕事でも仕事以外でも、相手のことを思いやれる人たちが集まっている会社です。
たとえば私が仕事で忙しくしていると、自分の仕事ではなくても「これ、やっておくよ」などと自然に声をかけてくれる人が、一人だけではなく、全員なのです。
仕事以外でも、たとえば私はエレベーターが来ても素早く乗り込むことができないのですが、皆さんボタンを押して待っていてくれますね。
本当に、皆さん温かい方ばかりです!

Daigasグループの良いところ

まず、自分のペースで仕事ができるところです。
当社では、在宅勤務やフレックス勤務を柔軟に利用することができ、有休取得もしやすい環境が整っています。誰もが利用できる制度になっているからこそ、障がいの有無に関わらず働きやすいのだと思います。
また、産業医と主治医の連携がしっかりできているので、上司や先輩が異動になっても、ちゃんと耳を傾けてもらえるような安心できる環境があります。
さらに、従業員の健康管理を目的とした施設も利用できるようになっていて、健康面でのサポートも充実しています。これは大きな病気を2つ抱えている私にとっては、本当に心強い制度で、だからこそ安心して働けているのだと思います。

Daigasグループの改善したいところ

考えてみたのですが、会社に対してはありません。
何か新しいことを始めようとするときも、やりたいことを進めやすい会社です。

今後仕事で成し遂げていきたいこと

一番は、健康に気をつけて、毎日楽しく過ごすということです。
実は2016年1月に入社してすぐ、私は子宮内膜症の手術をしました。脳梗塞も含めて、再発を防ぎながら付き合わなくてはいけない病気が2つある状態です。そういうこともあり、まずは健康第一で仕事を続けていきたいと思っています。
その上で、パラトライアスロンも頑張っていきたいと思います。
あとは、苦手な漢字を克服するために、漢字検定にもチャレンジしようかな。(笑)

Daigasグループに興味を持ってくれた⽅へメッセージ

性別や年齢、障がいの有無にかかわらず、誰もが等しく相手のことを思って動ける人が集まっている会社です。
仕事についてもどんどんチャレンジできますし、人間としても成長できる会社です。

採用情報


現在、Daigasグループは障がい者採用に力を入れております。
募集要項・応募方法はHPにまとめておりますので、気になる方は下のリンクよりご確認頂けますと幸いです。


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キャリパラのカジュアル面談は「選考と関係なく」「オンラインで気軽に」「30~45分程度」「人事の採用担当とフランクになんでも話せる」という内容となっております。

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