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週プレ感想文!No.12 ナチュラルに生きるグラビア編

どうも、とりです。今週の週プレ感想文を書いてまいります!

私、今はライターとしてもろもろ仕事を受けさせて頂いているんですが、書くことが好きで書くことを仕事に選んだからこそ、こうして自由に書き続けるものがあることの大切さを実感しています。仕事だけで書いていたら、書くことが嫌いになっていたかもしれない。いやいや、なんなら、ありがたいことに比較的好きなことを書かせていただいている方ではあると思うのですが、自分の意思で続けていることって大切にしたいよねって話です。やっぱり、自分の意思で自由に書いているからこそ、いちばん自分らしい文章だなとも思うし(ちなみにお仕事の執筆もめちゃ楽しくやってます!!)

さて、冒頭から関係ないことを書けるのも、自由ゆえです!さっそく、感想文を書いてまいります!

えなこ photo by LUCKMAN

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表紙&巻頭グラビアはえなこさまです!昨年に引き続き、カレンダーブックを発売されるえなこさま。大分県湯布院と沖縄を旅した様子が収められているようです。

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それにしても、湯布院っていいですね。私も一度だけ行ったことがあるので、ちょびっとだけ思い入れがあります。そして、意外や意外。えなこさま、温泉での撮影ははじめてなんだとか!確かに、コスプレだとメイクもよれちゃいそうだし、温泉で撮影することはなさそう。となると、非常に貴重なカットなわけですな。

普段はコスプレイヤーとして、いろんなキャラクターに扮してグラビアに登場しているえなこさま。不思議なことに、えなこさまのコスプレはとてもえなこさまらしいと感じるのに、それ以上にキャラクターの世界観に吸い込まれてしまうから、えなこさまの心にはやはり触れられていない気がする。それでこそ、プロコスプレイヤーとも言える気がするが、カレンダーブックから見る素のえなこさまは、魔法でもファンタジーでもなくコツコツと努力を重ねながら生きている人だと思えるから、ほんの少し安心感を覚える。

えなこさま初の温泉カットが見られたことも、大きいかもしれない。普段はまるでフィギュアのようなスタイルのグラビアを見せてくれているえなこさまだからこそ、疲れを癒し、美容を蓄え、心も体もリラックスできる温泉の絵がとても新鮮で、親近感を覚える。素のえなこさまのプライベートな瞬間が見られると、なぜかこちらまで、リラックスしたような気分になるのだ。

写真はLUCKMANさんです!昨年のカレンダーブックも撮影を担当されていたLUCKMANさん。イメージ的にも、えなこさまと言ったらLUCKMANさんってくらい、安定感のあるペアだと思います。そのためか、昨年以上にいろんな表情が見られる気がして、なんだかとても嬉しい。”彼女っぽい”にもいろんなシチュエーションがあるけれど、彼女ゆえに気を許したような表情なんかも見られるし、誌面だけでこのクオリティなら、カレンダーブックにはどんなカットがあるんだい?と気になって気になって仕方がないっ!

塚田百々花 photo by フジシロタカノリ

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お次はアイドルグループ「ふわふわ」の塚田百々花さまです!「制コレ'20」で準グランプリを獲得した塚田さま。真っ黒な瞳と長い髪。とってもピュアな高校3年生です。

まだまだ未知数な塚田さまだったけど、このグラビアとインタビューで、塚田さまのことをさらに知ることができた気がします。自然と似合う制服姿から漂う明るいオーラと青春の香り。ニッコリ微笑む表情が、あることないことアレコレ悩む気持ちを、ポジティブに変換してくれる。和室で、水着姿になって食べるピザ。和洋折衷。明るい笑顔を見せる塚田さまには、おにぎりでもパンでもなく、ピザが適している気がする。

歯を磨き、髪を乾かす日常的な一コマ。普段は面倒に感じるそれらも、塚田さまがやっているのを見ると、楽しい遊びのように思えてくる。こんなにも明るいグラビアを見せてくれるなんて……!清楚で爽やかなイメージが強かっただけに、少し意外だったけれど、とても元気付けられました!ピザ食べたくなってきたなぁ。

そしてラストを飾る、大人っぽい表情!さっきまでピザを頬張っていた子とは思えないくらい色っぽくて驚きます。グラビアは女の子のいろんな一面を拾い上げてくれる。そんな豊かさがたまらなく好きで、安心する!深い迷路をグルグル回って、出口は見当たらなかったけど、無性に楽しかったから結果オーライだね。そんなグラビアです。

写真はフジシロタカノリさん!フジシロさんのグラビアを見るのは、こちらが初めてなのですが、スマホでサクッと撮ったんじゃないかってくらいラフな写真がお上手で、塚田さまのプライベートを覗き見しているような気持ちになりました。バランスのいい構図がめっちゃ好き。流れで見るからグラビアは面白いけれど、一枚絵として見てもキュンとするストーリーが頭に浮かびそうなグラビアです!

宮崎あみさ photo by 唐木貴央

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巻頭グラビア、3人目は「制コレ'20」のファイナリストで、アイドルグループ「Mystear(ミスティア)」のメンバーである宮崎あみささまです!ミャンマーMIXの高校3年生。クリっとした目元が印象的で、とってもかわいい。

高校卒業。3月は、次第にあたたかくなって心地のいい季節だけど、花粉は辛いし、出会いよりも別れの多い季節で物悲しさもありますよね。写真を現像して見てみると、つい最近の写真まで遠い昔の思い出のように感じられて、もう二度と戻せない時間なんだと強く実感することがあります。

青春はまさにそう。全力で駆け抜けて、たくさん笑って、ときに落ち込み、かけがえのない友情を知る。一人で生きているようで、一人では生きられない事実。うまくできないことの方が多いけれど、きっと大丈夫、うまくいくと信じて毎日を生き抜く。山崎さまのグラビアを見ていると、私の心にも春色の風がフワッと吹いた気がして、自分のなかで背伸びをしていた幼心に気づかされた。

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それにしても宮崎さま、とても大人っぽい。高校生と言われれば、確かに高校生らしいのだけれど、澄んだ瞳やぎゅっと紡ぐ唇、真っ直ぐ整った手足はとても堂々としていて、大人の余裕を感じる。そして、身長を見て驚いた。149cm!とてもそうは見えないので、恐らく、いや見ての通り、スタイルが抜群にいいのだと思う。と思いきや、笑顔はどこか幼い。春色の風吹く、宮崎さまの青春グラビア。毎日何かを感じて生きている限り、年齢も関係なく、ずっと青春だ。

写真は唐木貴央さんです!唐木さんの写真は、さりげない仕草も絵に描いたようにバッチリポーズとして収めてくれる鋭さがある印象。ナチュラルだけれど、しっかりポージングとして成立しているような。女の子の何でもない可愛さを逃さないような。そして、これは最近気づいたことで、唐木さんの撮る女の子は腕がとても綺麗な気がするんですよね。何でだろう。とても綺麗な腕に触れられそうで、ドキッとしちゃいます。

岩﨑名美 photo by 舞山秀一

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センターグラビアは岩﨑名美さまです!2013年度「東レキャンペーンガール」に就任され、グラビアデビューを果たされた岩﨑さま。もともとモデルとして活動されていたこともあり、現在はファッション誌『CLASSY.』のレギュラーモデルとして活動されております。グラビアは実に4年ぶり。圧倒的な美脚を見せる復活劇。シビれます。

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ブランクを感じさせない写る力。魅力的に写るかたちが、自然と頭に叩き込まれているかのように、リラックスして軽やかにポーズを決めているのがかっこいい。ブルーのドレスを着て風に吹かれているシーンで、肩紐がずれ落ちることによって胸元が大胆に開いてしまっているのだけれど、ハプニングにも見える瞬間すらナチュラルに見せておられます。写真における偶然は、ときに全て計算されたうえで瞬間が重なったのかと思うほど、ナイスなものだったりする。これこそが、写る力なのだろうか。

自分の見せ方に対する意識は変わったと思います。前は男性の目線に立って、みたいな考え方もまったくできなかったんです。だけど今なら大人になった私をもっと表現できるはずだと思って。そういう話をしたら両親も「そこまで考えているのならやってみなさい」と言ってくれました。

岩﨑さまのインタビューにて、改めて、グラビアという表現について考えさせられます。グラビアは、やっぱり私にとって勇気を与えてくれるコンテンツであり、深く没入できる表現だ。こうして戻って来られる場所として存在する懐の広さもまた、やさしくて安心する。グラビアに限らず、人間、向き不向きで限界を設定したり、諦めたり、別の道に走ることがあるけれど、それはそれできっといいし、一度離れたからといって、もう二度とやれないことなんてないと思う。今は無理でも、ときが経てばすんなり体が受け入れることだってある。スタートが大事。若いうちが勝負。そんな言葉をよく耳にするけれど、生きている限りグラビアは更新できるから、堅くなる必要はない。こんなふうに、柔軟な生き方を肯定してくれているようなグラビアが好きだなあ。岩﨑さまのグラビアを見て、凝り固まっていた気持ちがリフレッシュされた気がします。ありがたや。

写真は舞山秀一さんです!舞山さんの撮る女の子はみんなスタイルがいい印象。それは、女の子自身のスタイルがいいっていうのが大きいとは思うんだけれど、陰影とか、角度とか、見せ方が、さらに美しさを助長しているような印象があります。岩﨑さまのスタイルなら、きっと誰が撮ってもスタイルのよさが際立つとは思うんだけれど、舞山さんは、さりげなくもハッキリと美しい瞬間を残してくれているような気がする。

近衛りこ photo by 青山裕企

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巻末グラビアお一人目は、近衛りこさまです!何気に週プレ初登場の近衛さま。一度くらい出ているものかと思っておりました。現役の歯科衛生士として仕事をしつつ、写真集の販売や撮影会などを行っておられる近衛さま。初登場で見せるのは、妄想系グラビア「同じ車両に乗っていた女のコが、ウチに住み着いた話。」

そんな都合のいい展開、あるわけ……。そんなツッコミは妄想(ここ)では通用しない。(とはいえ、ここまでガッツリではないものの、電車の柱にもたれてスカートがめくれてしまっている女の子をリアルで見たことがあるので、スカートを履かれる方はご注意を)。謎の注意喚起を挿入したところで、妄想の世界に浸りましょう。シャツのボタン全開で、ブラジャーを露わにして立つ近衛さま。電車のシートに寝そべって、パンツが見えてしまっている近衛さま。これらは近衛さまが考える「男の妄想」だというけれど、男性のみなさま、実際のところどうなんでしょう?

電車から家に住み着くまでを描いたグラビア。どの仕草も、近衛さまがするととても自然体に見えるから不思議だ。歯科衛生士になったのは「いろんな人の口の中を見られるのがエッチだから」だそう。やだ。もう恥ずかしくて歯医者いけないよ……!!と、ちょっぴり変わった感性が近衛さまらしくてかわいい。近衛さまの世界観に包み込まれるインタビューも面白いので、誌面でぜひ読んでほしい!(探したんですが週プレNEWSにインタビュー記事があがっておらず。内容がセクシーすぎたから??)

写真は青山裕企さんです!青山さんの妄想系グラビアは、視点がすこぶるリアルでドキドキする。あり得ないシチュエーションも、わりかしあり得るんじゃないかっていうリアルさで、けれどコミカルさもあって、リアルと妄想とグラビアの境目を曖昧にさせている。そして、全カットの画角が絶妙で、近衛さまが全部かわいい。妄想にどっぷり浸る夜もアリかも知れない。

白石まゆみ photo by 三宮幹史

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お次は、女優の白石まゆみさまです!初舞台が初主演。1年強で8作品に出演。……凄すぎる若手女優さま。もう上のこのカットだけでも存在感があるものね。鋭くてパワーのある瞳には、今までに見たことのないようなギラつきがあって、一つひとつの表情がとても印象的で、全て心臓にドスンと響いてくるような衝撃がある。

これだけオーラのある白石さまだけれど、インタビューによると、女優になりたいとは思っていなかったんだとか。

――えっ、そうなの!?
白石 写真投稿アプリで、舞台オーディションに参加できるキャンペーンがあって。何げなく受けたら決まってしまいました。私、まさかすぎることが本当に多いんですよね(笑)。
――プレッシャーはあった?
白石 スゴかったです。毎日、号泣してました。寝ないでセリフを詰め込み、何度も練習して。あと共演の方々に「初舞台のくせに」って言われると思ったんですけど、「白石が選ばれたんだから全力でサポートするよ」って。それも本当にありがたくて(泣)。

「まさかすぎることが多い」。かっこいいな。まさかゆえに、プレッシャーを感じ、プレッシャーゆえに号泣する日々があり、その「まさか」はラッキーなようで、重たい課題でもあると思う。それでも、冒頭に書いた通り初舞台で初主演、1年強で8作品に出演された白石さまのメンタルは、とても強靭だし、グラビアやインタビューを見ている限り、前向きで楽しそうで、逞しさを感じます。

才能って何だろう。そんな言葉、信じていいのだろうか。けれども、本当に才能のある人こそ、才能なんて言葉に惑わされず、前だけを見て突き進んでいく気がする。自分を信じて「自信」と書く。運命なるものがあるとすれば、それはきっと「まさか」の連続なのかもしれないな。

写真は三宮幹史さんです!白石さまの初めてのグラビアを、やさしくまろやかに収める三宮さんの写真。ほんのり緊張が伝わってくるけれど、カメラを見つめる瞳の奥は、ドッシリ構えた覚悟が据わっている。写真には収まりきらないオーラを、滑らかに、しなやかに。今後白石さまがどんな女優さんになっていくのか、とても気になるグラビアでした。

東雲うみ photo by 西條彰仁

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ラストは東雲うみさまです!私もとても注目していた女の子なので、週プレ掲載がとても嬉しい。Gカップ&ヒップ100cmの二刀流グラドル、東雲さま。初っ端から攻めた衣装で、これはもう、スタンディングオベーションものです。かっこいい!

昨年12月のこのツイートの時点で楽しみにしていました。胸、お尻。全て計算され尽くしたかのようにメリハリがあって、非常に美しい。ひたすら美少女なお顔立ちだけど、目力とスタイルで、あらゆる方向にイメージを更新されている。憧れのカメラマンさんと述べておられる西條彰仁さんの落ち着いた色味の写真がよく合います。

最後の方に、ブラを外し、ベッドにうつ伏せになっているカットが掲載されているんですが、めちゃくちゃカッコいいです。努力が見える逞しい100cmヒップ。上半身と下半身の両方をうまく見せる驚異のポージング。そして、いつでも戦闘態勢が整っていると言わんばかりの背中。お尻越しに背中を撮るという画角も凄いし、どこをどう切り取っても東雲さまらしさが写る肉体に感動する。まるでアスリート。盛り上がる肩甲骨に魅せられる。

インタビューでも触れられているこちらの動画もぜひ見てほしいです。ガンプラについて何も知らない私ですら見入っちゃいました。グラビアもガンプラも、やるからには極める。胸もお尻も妥協しない!そんな強い意思が伝わってくるグラビアでした。本当に、カッコいい……。

写真は西條彰仁さんです!東雲さまの究極ボディを、際限なく、あらゆる方向から撮られています。光と影が、立体的に体を浮かび上がらせて、カッコよさを際立たせている。一定じゃない心の距離。東雲さまの魅力を完全に理解するには、きっとまだまだ時間がかかる。奥深さゆえの余韻が残ります。

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以上です!

さて、冒頭に「自由に書ける週プレ感想文の存在が大切だ」と、自由奔放に書き殴らせていただきましたが、今週のグラビアを見て、改めてナチュラルな自分らしさを育てることの大切さを実感しました。

いろんな意見があって、いろんなひとの言葉があって、いろんなものに影響を受けていくし、それらに耳を傾けて変化していくことも重要だけれど、流されるがまま、その言葉の波のまれてはいけない気がしている。自分の足で立って、自分らしく歩いていく人生。一度や二度の失敗もまた人生だ。

あらゆる形の人生を肯定してくれるグラビアが好きだし、未熟さもプライドも、弱さも強がりも、グラビアが全て許してくれているような気がする。今週はちとばかり、グラビアに甘えさせていただきました。文章がまとまっていない気がする……。要約すると、今週もグラビアに救われましたとさ。

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