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同人誌のデザイン始めました(vol.6)

今回は文字書き様から小説のカバー下のデザインのご依頼。

主に文庫本サイズのカバー付小説同人誌を作られていて、
印刷によって「モノクロ」「一色」「グラデーション」などで印刷をする可能性があるとのこと。

カバーの下はあまり目に触れない箇所ではありますが、
見えない部分にもこだわりたいオタク心理があるので、
カバーとは違う面白さだなと思いました。

制作を始める前に(ご希望内容)

1.本のサイズ、カラー、P数、背幅(わかれば)

文庫(A6)サイズ、モノクロ、右綴じ。
タイトルを変更すればどんな同人誌にも使えるデザインを希望。
背表紙ににタイトルが入ることが多いので、
背幅が調節できるデザイン(表1と表4が繋がっていない)にしてほしい。

2.表紙に入れる要素

全面箔押しの表紙として使う可能性あり。
細かくなくとも箔押し面が多くなるよう
情報量(デザインされている面)が多いものを希望。
文字要素は不要。

3.希望するイメージや使いたいフォント等あれば 

サークル名が宝石の名前(ロゴも宝石)なので
宝石などの要素が入っていると嬉しい。

4.ご使用の印刷所とご利用予定の紙など

作品によって変更あり

5.希望納品日

10月中旬締め切り(ご依頼は8月中旬)


とのこと。
まずはご希望にあった宝石要素をベースにデザイン案を考えます。

サークルロゴを送っていただいたので、そちらをベースにして
宝石のルースカットのようなデザインにしたいと思いました。

ちょうどご依頼主様の活動ジャンルが「某サッカーマンガ」でしたので、
アイデアの段階でブリリアントカットにサッカーボールの模様を
さりげなく組み合わせようと思ったのですが、
四苦八苦したものの形にならず(涙)
四方にロゴを配置し、洋書のような方向性にシフトしました。

似てるようでそうでもなかったサッカーボールと宝石のカット。


サークルロゴをベースにデザイン作成


ロゴ1
ロゴ2
送っていただいたロゴは2パターン。
宝石の要素が大きい1をベースに考えることに。


送っていただいたサークルロゴがシンプルでしたので、
ルースカット風の模様もあまり細かくしすぎないようデザインしました。
(基本的にベースの作品がシンプルであればシンプルに、
細かければ細かくするなど方向性を揃えると、
違和感のない仕上がりになりやすいです。)

またホログラム加工用として中央部分を白黒反転ヴァージョンも。
箔押部分を増やす意味で情報量の多いデザインを希望されたのですが、
情報量のため線を増やすよりも、
ベタの部分を増やしたほうがロゴとの相性が良いのではと思い、
2パターン提案いたしました。

デザイン第一稿

第一稿をお見せしたところ、デザイン的にOKいただいたのですが
英語タイトルも多いということで、
中央に配置したタイトル枠を縦長から横長に変更。
サイズ感を確認するためラフを送りました。

青線くらいがちょうどいいということでしたので、青線をベースに枠を変更します。


修正&仕上げ

タイトル枠を修正し、裏表紙&背表紙を仕上げて完成。
R18ロゴも宝石の要素を少し組み入れています。

白ヴァージョン
黒ヴァージョン
R18ロゴ


今回ははNoteの記事がきっかけでご依頼いただけました。
基本的にXとNoteでしか告知していないのですが、
Noteでじっくり書くことで
初めての方でも声をかけていただきやすくなるのかな、
と手応えを感じさせていただけたご依頼でした。

大切な作品に携わらせていただきありがとうございます!

carplabo

制作の糧とさせていただきます。ご無理のない範囲でよろしくお願いいたします。