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在宅勤務の効率を上げるTips

皆さんの仕事の仕方は変わりましたか?
ITを生業としている人なんかは在宅勤務になっているのではないでしょうか。そして在宅勤務になって気づいたと思います。いいコト/よくないコト。
今回はそんな在宅勤務の効率を上げるTipsを書いていきたいと思います。
引用したのはコチラ小山龍介さん著書の『在宅HACKS!』

パーキンソンの法則を利用

歴史学者のパーキンソンが提唱する法則で、第一法則で『仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する』というものです。
つまり午前中で終わる仕事量であっても、当日のタスクがそれだけであればその仕事が1日作業になっちゃうってことです。在宅勤務だとひどい場合は24時間をフルに仕事に使えちゃうので、出勤するより健康リスクが高くなります。
そこでこの法則を理解したうえで利用しましょうってのが著者の考えです。1日のタイムスケジュールに仕事以外の予定を突っ込んで割り当てられる時間を天引きしちゃうんですね。

労働を非同期化する

仕事の『場』が自宅なって、コミュニケーション手段としてチャットが台頭しました。これ実は非常に大きな進歩で、これによって得られた大きな効果があります。それが『労働の非同期化』です。
従来は、ちょっとした雑談から生まれた重要な事項ってその場にいた人しか知らない情報でした。しかしチャットであれば履歴としての残るので、技術的には後から誰もがキャッチアップすることが出来ます。
つまり空間的に離れることで、時間的なズレまで許容できるようになったのです。この事実を踏まえるともう時差なんて怖くない。

安心と信頼の好循環を生み出す

在宅勤務になってからのよくあるお悩みの一つに、部下はちゃんと仕事をしているか?上司は本当に評価できるのか?問題があります。
確かにタスク管理をきっちりやれば解消できるのかも知れませんが、今度は管理工数が増えて効率が悪くなるリスクがあります。
そこで著者はタスクではなくモデルをマネジメントすることを提唱しています。
モデルをマネジメントするというのは、以下の2要素からなります。
1.自チームの業務をモデル化してKPIを定める。
2.このモデルをチームに落とし込んだうえで、KPI達成に向けて取り組む。
ポイントは営業のノルマのような枷ではないという事でしょうか。

議事録ドリブンになる

今も皆さんとってるとは思いますが、web会議になったらもう一歩踏み込みましょう。
私はMicrosoftのOneNoteをよく使うのですが、会議中に議事を取っちゃうます。音声の文字起こしサービスみたいな感じでしょうか。この方法だと発言内容と議事の内容が違えばその場で訂正が入るので、議事録の習性なんて作業もありません。また、会議のラップアップも簡単になります。
ぜひ皆様もやってみてください。

レベル3の傾聴をする

皆様は傾聴ってしてますか?そして傾聴には3つのレベルがあることを知っていますか?
私は初めて知りました。内容はコチラ。
レベル1.内的傾向
言葉を選ばずにいうと『聞いてるフリ』です。話を聞きながらアドバイスの内容を考えているような状態です。
レベル2.集中的傾向
相手に注意を集中して聞いている状態。多くの場合の傾聴はこのレベル。
レベル3.全方位的傾聴
言葉以外の情報にも注意を払って話を聞いている状態。緊張していれば発汗していたり、不安に感じていたら腕を組んだりとった情報です。
そしてこれが在宅勤務というかweb会議ではどうにも解決が難しい問題なんです。これについての答えはまだありません。

まとめ

以上、いかがでしょうか。
本書ではもっとたくさんのHACKが掲載されているのですが、私が特に気になったポイントのみを記載してみました。
皆様も気に入ったHACKがあったら試してみてください。

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