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フルリモートでいこう

ソフトウェア会社やデジタルサービス事業者で働いている方々、または事業会社のバックオフィス業務をしている方々の多くはリモートで仕事ができるのではないでしょうか?もしかしたらコンサルタントや士業の方々もそうかも知れません。
2020年、2021年はそんなテストを大々的に行った年でもありました。

皆さんの会社ではリモートワークへの移行はスムーズでしたか?業績はどうでしたか?今の働き方はどうなってますか?

私の事情

私の会社はスムーズに移行し、景気後退の中で好業績を収め、今後はリモートワークは週3日を上限にしようとしてます。経営の本音は、なるべく多く出社してイノベーションを起こして欲しいようですが。

因みに私は仕事に関連する拘束時間の中で通勤時間が最も苦痛でした。朝の最も集中できる時間のうちの1時間を付加価値を生み出さない通勤に充てなきゃいけないなんてナンセンス。
とはいえ都内の企業に勤める私は、通勤時間10分のところになんて住めるわけもなく…

そんなわけで経営に対してフルリモートで良いよね、もはや通勤させるメリットないよねと思わせたいんです。

経営の主張

対して経営の主張はまとめるとこんな感じです。

  • リモート環境下でコミュニケーションが不足している。

  • エンゲージメントが下がっている。

  • 社員の成長が遅い。

"これらの問題があるから出社させよう"です。どこの会社も似た様なことをいってるのではないでしょうか?そして解決策が「出社させよう」って…

私の主張

今すぐ対案が出せるわけじゃないですが、出社させるが解決策じゃないことは解ります。

出社して増えるコミュニケーションはネガ/ポジ両面があって、今度は集中できないという逆側の問題が顕在化します。エンゲージメントが下がっているのは、競合他社より待遇が良くないからだと思います。これは給与だけではなく、上司やチームの魅力も含みます。社員の成長は伸ばすべき能力が分かりにくくなっている昨今では仕方のないことだと思います。

な、の、で、

社員をオフィスに戻す方法を考えることに頭を使うのではなく、フルリモートを前提にこれらの問題を解決する方法を考えた方が生産的なんじゃないかと思うわけです。

例えばコミュニケーション不足。どういったコミュニケーションを活発にさせたいのか定義できてるのでしょうか?
エンゲージメントもそうです。これを上げ下げする要因は分析できているのでしょうか?
社員を成長させるために会社は何かしてるのでしょうか?

そんな感じで最終的には時差の問題も克服してほしいです。そして海外の優秀な人材をも採用できる会社になって欲しいなと。

最後に

どういったエビデンスがあればフルリモートが良いとなるのかは、仮説検証をしながら進めたいと思います。

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