見出し画像

世界一わかりやすいDXに入門してみた②

さて、GAFAMな働き方の特徴を捉えたところで、今回は攻めと守りのDXについて解説していきます。

攻めのDX

攻めという言葉のイメージ通り、目指すのは売上増です。
具体的にはマーケティング、サブスクリプションサービス、オンラインショップ、個別課金サービス、LTVを高めるプラットフォームの5つです。
これらは一般消費者である我々はイメージしやすいですね。
新聞の折り込み広告がGoogleやFacebookの広告になりましたし、CDやDVDのレンタルショップが消えてSpotifyやNetflixになりました。オンラインショップはそのままですし、個別課金サービスは電子書籍をイメージしてもらえれば分かりやすいです。最後のLife time Valueを高めるってやつは本書の中では楽天ポイントの経済圏と表現していました。

守りのDX

続いて守りですがこちらも言葉のイメージ通りで経費削減を目指します。
本書では生産性を高めるアプリ、バックオフィスのデジタル化、リアル施設のデジタル化による効率化、従業員向けエッジデバイス、仕事に利用するネットワークインフラの5つです。
こちらは少しイメージし難い方がいるかも知れません。
生産性を高めるアプリは最近だとチャットやオンラインのストレージサービスが挙げられていました。バックオフィスのデジタル化はいわゆる本社で最も注力されている分野で、SFAやCRMといったシステムの導入でしょうか。リアル施設の…は究極の形は無人店舗のAmazon Goです。ただ、効率化観点ではファストフード店のデジタルサイネージなんかもこれに該当します。エッジデバイスはそのものズバリでスマホやPC、そして最近ではPCモニタやキーボードなんかも生産性向上のために社員に貸与している会社もあります。
最後がネットワークインフラです。これはパンデミックの影響で在宅勤務の動きが加速した結果、最も進んだ領域だと思います。

中間まとめ

今回も中間まとめになりました。
前回がGAFAな働き方で今回が攻めと守りのDX、そして次回はこの二つの概念を合わせて作るサービス型チームについてまとめます。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
次で完結…の予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?