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web会議でカメラオンにする理由

皆さんの会社でもあると思います『web会議』。
参加者のカメラはオンですか?オフですか?
私の勤める会社は圧倒的にオフが主流なのですが、私は基本的にカメラオンで挑んでます。
理由は簡単です。良いことしかないから。
今回はその理由を書いていきたいと思います。

私がどんな働き方をしてるか

最初に少しだけ私の働き方をお伝えします。
事業会社のIT部門に所属しているのですが、基本的に出社はせずに自宅で仕事をしています。
そのため会議=web会議となります。
また、全員がリモートワークなので社内のコミュニケーションはチャットが主流です。

単純接触効果

ではここからが本題です。
人間には接触機会が増えると接触相手に好意を持つという特徴があります。これが単純接触効果です。
学生時代に好きだった子が同じクラスなのはきっとこれが関係してます。
つまり、接触回数を増やせば好意を持ってもらえて、仕事を円滑に進めやすくなるわけです。

接触機会を因数分解してみる

ただ、私は自宅で仕事をしているので、同僚との接触機会は年に数回です。
なので好意を持たれるためには物理的な接触がない状況でも、接触機会を増やす必要があります。
ではそもそも接触機会とは何なのかを考えていきたいと思います。

最初に分解できる要素は『頻度』と『接触の質』です。
『頻度』はシンプルで週とか月に何回接触するかです。
『接触の質』はもう少し分解できて『テーマ』と『チャネル』と『時間』に分けられると考えています。
どんなテーマの話をどんな形式の会議で何時間議論するのかです。
最後に『チャネル』を分解します。
『音声』、『映像』、『テキスト』です。

コントロール可能なものは何か

ではこれら分解した要素を使って接触機会を増やす方法を考えていきたいと思います。
これら要素の中の『頻度』と『時間』と『テーマ』は相手の合意が必要という特徴があります。
もしくはトップダウンでコントロールが出来なかったり。
『チャネル』の3つは自分でコントロール出来るのですが、『音声』と『テキスト』は相手の時間を奪うという側面があります。
しかし『映像』だけはそういった側面もありません。
つまりゼロリスクで好感度が上がる可能性のある行動なのです。

そしてこれには更なる嬉しい副作用があって、和かに話していればキツい言葉もソフトに伝わったりもするのです。
それが私がweb会議でカメラをオンにする理由です。
皆さんの中にもカメラオフの方がいると思いますが、4月から心機一転してオンにしてみてはいかがでしょうか?

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