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価値観によって左右されるもの

前回は価値観について、どのように作られどういった性質があるのかをお伝えしました。
(前回の記事はコチラ↓)

今回は、人は価値観によってどういったコトを左右されるのかについて、お話します。

価値観によって影響を受けるのは、大きく3つあると言われています。

①行動

人は何かをする時、それをするかしないかも含めて、価値観に沿った行動を取ろうとします。

例えば休日の過ごし方。
朝早くから起きて、趣味なんかに没頭する人もいれば(私のダンナはこちらのタイプです)、昼までたっぷりと寝てのんびり過ごす人もいます(私は主にこちらです笑)。

また、お金の使い道に関しても、自分の好きなコトにパ~ッと使う人もいれば、コツコツ貯める人もいます。

仕事や学校を休む基準(どの程度の体調で休むか、お子さんの学校の行事等で休むかどうか、自分の趣味や行きたいイベント等娯楽の為に休むかどうかetc)も、自分の価値観によって選択しています。

もっと細かいところで言うと、外出先で雨が降ってきた時にコンビニで傘を買うかそれとも小走りでやり過ごすのか、朝ご飯はパンかご飯かそれとも食べないのか、カバンの中身が1泊旅行に行けるくらい充実している人もいればポケットに必要最低限だけ詰めてフラッと出掛けられる人。。。

1つ1つ全ての行動は、あなたの価値観によって決めています

②感情

人は、価値観に触れると感情が動きます。

例えば、待ち合わせの時間になっても相手が来ない時。
時間が大切、
「時は金なり」
という価値観の人は、5分過ぎたらイライラし始めるでしょう。

待ち合わせしている相手がとても大切な人だった場合は、
「何かあったのかな?」
と不安になるかもしれません。

相手が久しぶりに会える恋人だったら、一緒に過ごせる時間が減るコトで少し寂しくなるかもしれません。

また、注文したものと違う料理が運ばれて来た場合はどうでしょう?

「こんなものは頼んでない!」と怒る人もいれば、
丁寧に説明して取り換えてもらう人もいます。

「まぁいいか」と何も言わずに食べる人もいれば、
「何このハプニング!?」とその出来事自体を楽しむ人もいるかもしれません。

人は、自分の価値観に沿った行動をしているときは充実感や幸福度が高まり、逆に価値観に合わない行動を強いられている時には焦りや不安・ストレスを感じやすくなります。

こんな風に価値観は、色んなところで日常的にあなたの感情を揺さぶります

③判断基準

人は”価値観”というフィルターを通して物事を見ています。

例えば、早朝にスーツ姿の男性がゴミ出しをしている風景を見かけたとします。
あなたは、その風景を見てどんなコトを考えますか?

「優しいダンナさんだなぁ」と思う人、
「ゴミ出しはダンナさんの役割かな?」なんて考える人、
あるいは独身男性の一人暮らしを想像する人、
もちろん特に何も思わない人もいるでしょう。

他にもスーパーで子どもが泣いている場面を見かけた時
「うるさいなぁ」と思う人、
「お母さん大変だなぁ」と思う人etc.

人によって全く違った考えが出てきます。

このように同じ光景を見てもそれぞれの価値観によって見え方が変わり、それぞれの価値観によってその光景を判断します

これはどちらが良い悪いではなく、
「私はこう思う」
「私はこうしたい」
という主観的な考えが生まれる基準となります。

人は見聞きした光景を、ありのままその事実だけを人に伝えるコトは出来ません。
どうしてもそこに、あなたの主観が入るからです。


いかがでしたか?
以上のように、価値観は自分で意識していなくても、あなたの日常生活にずっと影響を与え続けているコトが分かります。

このブログも私が学んだコトを、私の主観で解釈して言語化しています。
それがまた、あなたの価値観によって色んな捉え方・感じ方に変化するコトでしょう。

面白いですね😊
良かったら、あなたの考えを聞かせて下さい。

次の記事は、価値観の分類について掘り下げています。

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