見出し画像

これまでに取得した資格を振り返る

おはようございます。
涼しくて気持ちのいい日曜日の朝です。

実はわたくしビジネスの知見を広げるべく『東洋経済』『週刊ダイヤモンド』『日経コンピュータの』年間定期購読をしております。

今朝は『週刊ダイヤモンド』の最新版『40歳 50歳 60歳からの儲かる資格、今から始める副業、役立つ学び直し』を読みました。

その中でIT関連の資格に関する記載があり、ITパスポートの取得が推奨されておりました。私は6年間IT業界で働いてきたので、それなりに資格を受けてきました。資格について考えるせっかくの機会なので、これまでの資格取得を振り返ってみようと思います。

①22歳大学4年生:ITパスポート合格
IT系の企業から内定をいただき、入社までにITパスポートを取得することが入社条件でした。高校から文系の道を歩みITに全く知見がない状態からのスタートだったので、なかなか苦しんだのを覚えています。卒業旅行など楽しいイベントの最中、TACのテキスト2,3冊を毎日持ち歩き大学の自習室で勉強しました。

そのかいもあって試験は何とか一発合格。
ただ、「手に職をつけたい」という理由でIT業界を志しましたが、勉強してみると「なんか思ってたのも違うかも・・?」と思ったことが思い返されます。

ちなみに、合格が入社条件だったはずなのに、入社式の日に合格していない人もちらほらいたのに驚きました。

②23歳社会人1年目:情報セキュリティマネジメント合格
社会人となり私の暗黒期が始まります。仕事が楽しくなく辛かったですが、とりあえずIPAの試験は受けるよう会社から言われていたので、できたばかりの新資格であった情報セキュリティマネジメントを受験しました。

正直この時期は辛さのあまりモチベーションが低かったので、5時間勉強したかなーくらいで臨みましたが、試験難易度が高くなかったので無事合格しました。

③24歳社会人2年目:基本情報処理試験不合格
引き続き暗黒期は続きます。仕事内容と基本情報試験の内容があまりリンクしていなかったこともあり、まったく勉強をする気がおきませんでした。ただ、やはり会社からは試験を受けるよう言われていたので、受験だけしていました。ちょっとだけ勉強をして試験に挑みましたが、合格まで5点足りず落ちました。

ここから社会人3年目にかけて合計3回ほど受けましたが、すべて不合格。
IT業界に身を置きながらいまだ基本情報は未取得です。。(今思うとしっかり勉強するべきだったと猛反省)

④25歳社会人3年目:情報処理安全確保支援士不合格
何を血迷ったか、基本情報にも受からないのにいきなり高度試験に挑みました。セキュリティの方が仕事に直結していたので、まだ勉強のし甲斐があるかなと思って取り組みましたが、当然のごとく落ちました。

社会人1~3年目は本当に暗黒期でした。。

⑤26歳社会人4年目:応用情報処理試験合格
社会人4年目は私のキャリアの転換期です。人生の暗闇から抜け出すべく、転職をしました。2社目もIT関連の会社です。

転職をしてからは会社から即戦力として見られるようになったため、一気に意識が変わりました。仕事の実力をつけるのももちろん大事ですが、誰から見てもわかりやすい資格取得も大事なアピールポイントだと考えるようになり、仕事の合間を縫って勉強にも精を出すようになりました。

そして、今更基本情報をとってもアピールにならないと考え、基本情報をすっ飛ばして応用情報を受けることにしました。

この時はとにかく早く周囲に認められたいという気持ちが強かったです。
あまり勉強の習慣がなく家で勉強できなかったので、六本木ヒルズ高層階の図書館の会員になり、毎日仕事後に通い詰めました。大学時代からの友人と通っていたので、楽しく通いながら勉強することができ、無事試験も一発合格することができました。

基本情報に落ちまくり失っていた自信をこの時に取り戻しました。

⑥27歳社会人5年目:情報処理安全確保支援士不合格
自信を取り戻した私は、過去に落ちた安全確保支援士にリトライしました。
応用情報に受かったことで2年間午前1試験をパスできるので、何かしら受けないともったいないと思いチャレンジしました。

ただ、結果は不合格。手ごたえはあったと思って落ちたので、自分に技術的な話は向いていないんだと確信した瞬間でした。

⑦28歳社会人6年目:プロジェクトマネージャ試験合格
社会人4年目後半からは仕事でPMをやることが増えていました。体系的な知識を身に着けたいと考え最初はPMPを取ろうと考えましたが、何年かごとに更新が必要になるのがめんどくさいと思い、一度取ればその先更新が不要なIPAのプロジェクトマネージャの方が良いかなという気持ちがありました。

プロジェクトマネージャ試験も3,000字ほどの論文試験があるので大変ではあるのですが、PMPは英語での申し込みというハードルもあったので、とりあえずプロジェクトマネージャを先に受けてみることにしました。

社会人4年目の時に総計6億円ほどの炎上している案件のPMをヒーヒー言いながら何とかやりきり、5年目にはステップアップして総計50億円ほどの炎上している案件のPMをヒーヒー言いながら何とかやりきりました。(この時は寝る以外ずっと仕事だった。。泣)

この経験があったので、勉強も頭に入ってきやすかったです。
試験当日の論文もチーム間の軋轢が生じた際にどのように対応してプロジェクトを前に進めるかというお題でもろに案件で体験した内容だったので、経験談を整理して書いたところ、無事一発合格できました。

⑧29歳社会人7年目:ITストラテジスト試験合格
技術を諦めた私に残されていたのはITストラテジスト試験でした。一応IPAの試験の中では一番高難易度と言われている試験です。

6年目の時にIT戦略・企画に関する仕事をしていたので、ITストラテジストを受ければ体系的に知識整理ができ、仕事における箔もつくかなという思いで受けてみました。

この試験もプロマネ同様3,000字ほどの論文があるので、そこが一番の難関になります。合計勉強時間は50時間くらいだったと思いますが、なんだかんだ毎朝早起きして勉強していました。

試験当日、論文用に用意していたネタが全く使えないお題が出たので今回の合格は無理だなと諦めかけたのですが、とりあえず受験代がもったいないのでその場で頭をフル回転させて一応指定の文字数を書ききって試験を終えました。

何を書いたかあまり覚えていなかったこともあり、絶対落ちていると思っていました。来年はもっと準備をしてから試験に挑もう、、と反省していたのですが、合格発表で蓋を開けてみたら自分の受験番号があってびっくりしました。

何かの間違いかと思いましたが、後日合格票も家に届いたのでとてもうれしかったのを覚えています。

正直論文以外の試験は一度勉強すれば十分な内容で翌年勉強しなおしてもスキル的に伸びる部分はないと思っていたので、もう一度勉強しなくていいんだという喜びが大きかったです。

29歳社会人7年目:FP3級&簿記3級合格
ITからは外れますが、FP3級&簿記3級も合格しました。
社会人6年目から資産形成に興味を持ち始めていたので、体系的な知識を得たく勉強しました。

勉強してみて驚いたのですが、お金の勉強はITの勉強の数百倍楽しいです。笑

新しい知識をどんどんインプットできる喜びが大きく、楽しく基礎知識を身につけることができました。

2級までいくと専門的すぎると思ったので、あとは実践の中で資産形成を学んでいこうと思っています。

まとめ
振り返ってみるといろいろな資格を受けていたんだなあと思います。
社会人1~3年目の暗黒期はメンタルがやられていたこともあってだいぶやばいサラリーマン人生を歩んでいましたが、転職をきっかけに流れが変わりました。

大事なのは試験を受ける目的を明確にして受験することかなと思います。
私の場合はそれがないとモチベが続かず勉強する気が全く起きないです。
次は趣味側に振り切り、世界遺産検定など受けるのもいいかなーと思っています。

最後まで読んでくださって有難うございました!スキ・コメントもありがとうございます!