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京都信用金庫本店でポップアップ展示を開催しました

2022年11月11日(金)〜16日(水)、京都信用金庫の本店1階ロビーにてCasieが絵画のポップアップ展示を行いました。
多くの方が利用される銀行の中で展示を行うことで、日常の中でアートに触れるキッカケを提供し、銀行に訪れる方々の待ち時間を少しでも豊かな時間に変えることを目指しました。

ご協力いただいた京都信用金庫の満島さんと井上さんにお話を伺いました。

━━今回のポップアップ展示はどのように始まったのでしょうか?
ポップアップの展示を2021年から職員向けにスタートしたんです。コロナ禍で苦しんだり、困っている事業者さんのことを発信することで何かサポートにならないかなとはじめました。

そうやって続けてきたポップアップの今回は進化版。これまでは食品や物販中心の事業者に出展・販売してもらっていましたが、「ハンドメイドアーティストビバ」と命名し、販売ではなく展示に特化し、外部の方に見ていただけるように企画した試みなんです。

京都全体の事業者さんにとって、1日や2日でも京都市内に店舗を設置して発信できるというのは事業者さんにとって価値のあることなんです。京都信用金庫にとっては、ロビーは空きスペースが多く利活用の可能性があります。当金庫本店は四条通に面しており、利便性が高いので利用者にとっても購入出来るシーンが増えます。どちらにとってもメリットのある取り組みであると感じています。

━━どうして、一回目の展示にアートを選んだのでしょうか?
人が作っているものを発信したいなと思ったんです。人の手で作られているものを扱う事業者さんをピックアップしていくなかで、絵画もアーティストさんがその手で描いて作っているものですから、Casieさんにあたったというわけなんです。

━━ありがとうございます。Casieは京都の会社なんですが、展示している作品も京都のアーティストのものが中心なんです。
やっぱりお取引先が京都の方々ですから、まずは京都のアーティストを応援したいなという気持ちはありますね。今後近くの大阪や滋賀のアーティストさんにスポットライトを当てる展示をしてもいいかもしれません。

━━これからもこういった取り組みは続けていくのでしょうか?
今後も続けていきたいなという話はしています。
金融機関は規模の違いはあれど信用金庫もメガバンクも地銀も、金融機能に大きな差はありません。信用金庫は株式会社ではないので、利益の最大化が事業目的ではありません。地域や事業者に伴走するといった今回のような取り組みを通じて地域や社会に貢献していくことが京都信用金庫の使命であり今後も引き続き取り組んでいきたいと考えています。


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