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ハーフカメラの世界観で。PENFTで撮る日常。

PENFTを未だに使っています。ピントが甘くなりがちですが(ぐーーっと合わせようと思って凝視すると、目がチカチカしてきます)FUJIFILMのXtra400と合わせると、青〜緑の発色が良いのでふんわり楽しい写真が撮れます。コダックも200と使いやすいので常用していますが、ハーフには汎用性の高い400の方が合うかもしれません。撮り切るまでに時間がかかるのと、すぐにフィルム交換をする感じでもないので、暗い室内でも撮れるというのはアドバンテージに感じます。

レンズも明るくして、ピントはがんばって笑、楽しく撮りたい。そんなカメラ。
画質はそれはハーフなんだから気にしちゃいけません。

植え替えしたばかりの頃。
今年もご近所さんの金木犀はゴージャス
バス待つ人々
チンダル現象
おはよ。
朝起きて遊んですでに飽きてた。
友達と行ったカフェで。

でも毎度ばしっとハマっている写真には驚かされます。当時のオリンパスの本気を見させてもらって、それを今使うことのできる奇跡、みたいなものを感じます。大袈裟かもしれないけれど。それくらいよくできているカメラ。

カレー待ち。
ぎょーざ待ち。
家庭的なサンドイッチ。

PENFTは、これだけでいい、と思わせてくれる反面、やはりじゃじゃ馬〜と思わせてくるカメラでもあります。個人的には大好きだけれど、万人に勧められる感じでもない、といいますか。数年前の価格ならオススメです!!て書けたけど。いまは中古でも5万円くらい、レンズをつけて整備済みなら8万円くらいしてしまうと思うので、それならFE2やEMの整備済み個体を買って、差額をフィルムと現像に当ててワシワシ撮るのも手かなぁなんて思ったり。とはいえ、マニュアルの機械式カメラとしては秀逸なカメラなので、手元に置いておきたい気持ちもわかる、、!!

昨日三葉堂写真機店さんのブログにも上がっていましたが、このカメラの気をつけた方がいい点は、巻き上げレバーがパァン!!って戻らないようにすること、、ベルト用のループに引っかかったりすることもあるので、気づいたらそろ〜っと抜きます。気をつけないと結構な勢いで戻ってしまいます。EMやFE2でも気をつけなければならない点ですが、FTはレバーが長い分なりやすい気がします。

最後はピンボケどうなるか写真。無限遠出てないわけでもなさそうなのですが、、

神保町のタンゴ喫茶のアップルパイ。美味。
そこはかとなくボケ。
見えなーい!!て思いながら撮った。
これはブレ?かな。
絨毯にピントがきちゃってますね。

とはいえ、ピントってそこまでいしきしなくてもいいですよ、と知人に教えてもらったのでそんなに意識しない…しちゃう!!と思いつつ撮っています。結婚式、とかにはおすすめしないかもですが、ボケちゃうブレちゃうという日常のわちゃわちゃも含めて愛おしい日々ってことで。

こざる。
秋の始まりの頃。
野良フォントが良いね。
マッチ箱、わたしも集めてるもの。かわいくて使うのは100均一のマッチばかりなんですけどね。
秋明菊。逞しく咲いてくれてる。
廃屋。何か映り込んだら怖いな〜と思いながら真っ昼間に撮った。
海から持ち帰って凄まじい匂いを放った貝たち。煮沸して庭に巻いたら匂い消えました。
目を瞑っても可愛いんよ。
印象派。
撮り始めのこれはフィルムならでは。
朝だよ。
山形新庄のトルコ桔梗。夢見たいなふりふり。


朝の寝癖。自分のは嫌だけど人のは好きなもの。

ーーー愛おしいものを、撮れるうちに撮れるだけ。ーーー

PENFTにキャッチコピーをつけるならこんな感じだろうか。と思いながら、撮った写真を見返しています。美しいんだ、世界は。と思わせてくれるフィルムカメラ。大好き。

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