昨日Nikonzfを見に行って、帰ってきて、やっぱりフィルムがいいかもなとなった。

けれど、

なんの変哲もないけれど美しいと感じた目の前の瞬間は今この時にしかなくて

大したもの（希少とかその人に今しか会えないとか）でなくても

撮りたいって時もあるんだよね〜それをフィルムでやるにはちょっと心理的に壁があるよね〜

と思いました。かと言ってそのために今すぐ30万円のカメラを買うわけにもいかず、半年待ちだし。そんなことを考えていたら、
部屋の隅にぽんと置かれた小さな黒い四角と目が合いました。

あ、GR IIIがあるじゃない。
と久しぶりにGR IIIをぶら下げて仕事場に向かいます。

ファインダーがないのは残念ですが、明らかにスマホで撮るより楽しい。サクサクサクサク撮っていきます。フィルム交換も考えず、思うままに。

GRはハイライトがすごいですね、と言われたことがあるけれど、光の当たる感じか、見たままに近くて、フィルムにちょっと疲れた時にちょうどいいです。

あまりに美しいフィルムの写真を見て、自分の上手く撮れなかったコマのあまりに多いネガを見返して、『うわぁぁ』ってなっていました。そんな日も、、ある。

でもそれでもやっぱり写真が好きで、こうして撮ったいつもの通勤の中にある、キラキラしたものを留められてうれしいなぁ、と思うのでした。ありがとうGR III。またよろしくね。