見出し画像

Linux Mint のアイコン LoRA を作ってみた話

はじめに

パソコンをデスクトップ利用していると、自分専用のアイコンでフォルダなどを整理したくなります。しかしながら自分でゼロから作ると大変ですし、フリーで公開されているアイコンを利用するとデザインが統一できません。

そこで、AIの力を借りて、自分のデスクトップを飾る事を目的に、いつも利用している Linux Mint のアイコンを学習するとどうなるか調べてみました。

準備

学習すべきアイコンを用意

利用した Linux Mint-Y レポジトリはこちら

画像サイズは各 256x256、タグはファイル名とします。

学習予定のアイコン

約900イメージあります。学習時のベースモデルはイラスト生成に定評のある DreamShaper を利用します。

学習実行

各画像を25ステップで5エポックとしました。RTX 3060 で二時間程度です。

結果

単純生成

simple icon of music, illustration, music note,
simple icon of home
simple icon of game
simple icon of AI image

Krita AI Diffusion でリファイン

Music
Home
アタッシュケース
フォルダー
ゲーム

まとめ

生成そのままだと少し厳しいかもしれません。学習回数やタグ付けをもう少し頑張った方が良かったかもしれませんが、ちょこちょこっと手作業すれば、それなりのクオリティになりそうです。

これからは、このような AI 利用が一般的になりそうですね。特に私的利用に関しては、絶大な利便性がありそうです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?