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【EURO2020年】フランス対ポルトガル

 欧州選手権(EURO2020)は23日、グループリーグ第3節を行い、F組のフランス対ポルトガルは2-2で引き分けた。フランスはFWカリム・ベンゼマ(R・マドリー)、ポルトガルはFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の両エースがそれぞれ2ゴール。互いに勝ち点1を積み上げ、揃って決勝トーナメント進出を決めた。

 試合前の時点では、勝ち点4で首位のフランスと、勝ち点3で3位のポルトガル。フランスはすでに決勝トーナメント進出を決めており、ポルトガルも引き分け以上でグループリーグ突破が決まるという中、前回大会の決勝と同じカードの一戦は互いに相手の出方をうかがうような形で始まった。

先制点は、ポルトガル。
前半28分、MFジョアン・モウティーニョ(ウォルバーハンプトン)のFKをMFダニーロ・ペレイラ(パリSG)が頭で合わせると、直後にGKウーゴ・ロリス(トッテナム)のパンチングがダニーロの顔面に直撃。ポルトガルがPKを獲得した。キッカーはC・ロナウド。強烈なシュートを豪快に突き刺し、今大会得点ランキングトップの4ゴール目で先制点を奪った。

 両チームは引き続き拮抗した試合を続けていたが、前半45分、フランスがポグバの浮き球パスがペナルティエリア内に供給されると、ムバッペがDFネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン)と交錯する形で転倒。主審はフランスにPKを与え、ポルトガルの選手たちの抗議を受けても覆らなかった。キッカーのベンゼマはゴール左にシュート。今大会初ゴールは2015年10月15日の国際親善試合アルメニア戦以来となる6年ぶりの代表復帰弾となった。

リードしたのは、フランス。ポグバからのスルーパスに抜け出したベンゼマが、一度はオフサイドの判定であったが、覆りゴール。2-1と試合を動かす。

その後は、ポルトガルが、再びPKを取得し追いつく。

混戦し終え、共にグループリーグ突破。
共に決勝トーナメントも注目の両国である。

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