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3月9日

来週の月曜日は3月9日です。
みんなの卒業の歌の候補に入っていた
レミオロメンの「3月9日」という楽曲があります。
今回の学級通信では,その一節を引用したいと思います。

上手くはいかぬこともあるけれど 天を仰げば それさえ小さくて
青い空は凛と澄んで 羊雲は静かに揺れる
花咲くを待つ喜びを 分かち合えるのであれば それは幸せ
この先も 隣で そっと微笑んで
瞳を閉じれば あなたが まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう あなたにとって私も そうでありたい
(「3月9日」作詞・作曲:藤巻亮太)

この3月の過ごし方。
突然の休校の話からバタバタと2月末の別れを告げ,
家庭で過ごす時間となりました。
卒業式学習で互いの表現を高め合って最高の卒業式を迎えるはずでした。
先生も,みんなと過ごす最後の1ヶ月をとても楽しみにしていました。

 歌詞のことばを借りるのであれば,
「上手くはいかぬこともあるけれど」
がぴったり当てはまる前代未聞の3月となりました。

希望的観測をもっていた一週間前の卒業式学習からは想像もつかない,
休校で一切みんなと会えない,
本当に「上手くはいかない」一週間が始まりました。
休校が決まってからの1週間,どのような生活を送りましたか?
寂しい・つまらないといった感情を抱いた人も多かったのではないでしょうか。

大きく変わった私たちの過ごし方とは違って,
「青い空は凛と澄んで 羊雲は静かに揺れる」ことは,
2月も3月も変わりませんでした。
社会情勢は大きく変わりましたが,
自然環境は変わらず私たちの生活を包み込んでくれていますよね。
今のような状況だからこそ,
身の回りの当たり前のことの有難さに気付くことができますね。

そして,
「瞳を閉じればあなたが まぶたのうらにいることで
 どれほど強くなれたでしょう
 あなたにとって私もそうでありたい」
離れていても,あなたがいる。
それも変わらないことです。
共に学校で学べずともそれぞれの場所で強くなれる,
そんな関係性でありたいですね。

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