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ストーブの前でバンザイしたまま眠る猫ちゃん、野生の本能を捨てきった無防備すぎる寝姿が微笑ましい

寒い冬でもお部屋の中がポカポカして暖かいと、だらんとした格好で寝転んでしまうことがありますが、これは人間だけでなく猫も同じです。

Xユーザーのれんこん(@renkon2023)さんが飼っている愛猫ハリーくんは、ストーブの前で寝るのが大好きな男の子。そのポーズはとっても個性的で、体を仰向けに投げ出したまま寝てしまうのです。

実際の写真(提供:飼い主さん)

暖かそうな光を放つ石油ストーブの前で、お腹を天井に向けたまま(通称:へそ天)眠っている一匹の猫ちゃん。

猫がへそ天をするのはそれほど珍しくありませんが、手を軽く曲げたポーズのまま仰向けになることが多く、ハリーくんみたいに両腕を放り投げたようなバンザイポーズでへそ天するのは少数派。

ピンッと伸ばした両手から頭のてっぺん、背中にいたるまで、床にピッタリと密着させた寝姿は無防備で緊張感がまったく感じられず、野生の本能をすっかり忘れてしまったかのような佇まいです。

ストーブは最高ニャ

ハリーくんは今の時期になると、ご飯を食べたり遊び終わった後のタイミングで、ストーブの前へやって来るのがお決まりの行動パターン。と言っても、いきなり仰向けになってへそ天ポーズをする訳ではないようです。

最初はお腹を床につけたまま、スフィンクス座りの状態でくつろぐのがスタートポジション。その後はリラックス度が増すと横の体勢になり、眠気と共にじわじわ股が広がっていき、最後にひっくり返る……といった具合に段階を踏んでへそ天の状態になるのだとか。

上から見るとこんな感じ

ハリーくんは現在4歳の男の子。飼い主さんによると、このユニークな寝方はお家にやってきた小さい頃からの習慣なのだそうで、初めて見た時の印象ついて「えっ猫ってこんな無防備な状態で寝るの!?と思いました笑」と回想。一方で寝転がっている時のハリーくんの心境については「暖かくて気持ちいいなぁ〜幸せ〜、と思ってくれていると嬉しいです」と、愛情が伝わってくるコメントを寄せてくれました。

猫がこれほど大っぴらに自分の急所をさらけ出すのは、それだけ安心しきっていることの裏返しで、いつまでも眺めていたくなる微笑ましい光景。猫と暮らしている人にとっては飼い主冥利に尽きる瞬間と言えそうですね。

この後、30分〜1時間ほど寝たハリーくん。眠気が取れてすっきりしたのか、起きあがると、猫じゃらしを持って来て遊びを催促したり、肩に乗ってグルグル言いながらご飯を催促してきたと言います。

ハリーくんは家族だけでなく、誰にでもすぐお腹を見せてグルグル言いながら甘えてしまう、とても甘え上手な猫ちゃん。普段はもう一匹の同居猫と追いかけっこをしたり、室内パトロールをしたり、窓から外を見て野鳥を観察したり、まったりくつろいだりするのがお気に入りの過ごし方。

飼い主さん家族にとってそんな愛猫たちは、いつも一緒にいてくれる家族の一員で、眺めているだけで癒やされる大切な存在なのだとか。

愛猫のツーショット

今回インタビューに応じてくれた飼い主さんによると、バンザイ姿でへそ天をするハリーくんは、実は季節を問わず年中へそ天のまま寝ているのだそうで、ストーブの有無はへそ天にそれほど関係はない様子。

今後は「冬が過ぎてもへそ天の様子を載せていきたいと思います」と、SNSにハリーくんのへそ天ポーズを公開していく意向であることを明かしてくれました。

取材協力:れんこん(@renkon2023)さん
記事転載元:https://cat-press.com/cat-news/banzai-hesoten

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