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ロシアンブルース

享年17歳。永眠。

2005年2月13日にこの世に生を受けて、その年の4月に横浜のペットショップで出会って一目惚れ。2022年5月5日。こどもの日に、虹の橋のたもとに旅立っていきました。Bon Voyage.

飼い主にしか心を許さない。そして、飼い主にも気に入らないことがあると、容赦なく血が出るまで噛みついたり、引っ掻く。DV夫のような、気高いロシアンブルーのオス猫でした。

仔猫時代から、この迫力!

究極のツンデレ猫で、デレデレのときに、私のお腹や背中に乗ってきたり、深緑のようなグリーンの眼差しで見つめられると(見つめ返すと直ぐに目を逸らしますが)、心をぐっと奪われたものです。

吸い込まれそうな瞳

ヒラリと高いところへ飛び乗る時に、優美に揺れる細長い手脚と尻尾。ビロードのような柔らかい毛並み。

肝不全と診断され、最期の一ヶ月はとても苦しそうでした。大好きなチュールも喉に通らない。おトイレも上手くできない。低い椅子にも登れない。お薬をあげるときも無抵抗状態。気高い猫の尊厳が、病に容赦なく奪われていきました。

ゴールデンウィーク最終日。手を握りながら、安らかに臨終の時を迎えることができました。

虹の橋には動物たちが沢山いて、ビックリしてしまっていると思います。臆病な猫なので、物陰に隠れて、私の手首や足首に飛びかかる姿勢で、じっと待っているのではないかしら。

いつか迎えに行くからね!

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