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食べごろになってから 1 か月ずっと生魚を保つウチのかぶら寿し(糀漬け)を紹介します

 

今季の漬けもの 「かぶら寿し」 編の端折りです。 あー、ウチの流儀です。


1) 仕込みの 2 週前にブリの柵(ブロック)を塩漬けにします。 塩で包む感じの量の塩。 水分が出ますから身に戻らないように。

2) 仕込みの 4, 5 日前に青カブを塩漬けにします。 塩だけでカブが浸かるくらいに水分が出る量の塩。

3) 仕込み。

白米で甘酒。 よく融けるまで。

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ブリ柵をスライス。 これが切る前。 今回はちょっと小さいのしか手に入りませんでした。

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ですからちょっと薄めに。

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ブリもカブも塩抜きとかしません。 もったいない。

そんで甘酒挟みながら重ねてゆきます。

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冷蔵庫で 10 日乃至 2 週間で食べごろ開始。


4) 食べる。 ご飯かお酒を用意して。ww

先の写真のようにカラカラになったブリが、…

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こうなる訳です。 縁が黄色っぽいのはゆずとかではなく 「焼け」 です。 今回はイベントがあったりして日程の調整がうまく行かず塩漬け期間が長すぎました。

私はニンジンもゆずも唐辛子も使いません。 お米、糀、塩だけ。 ニンジンの彩りは別としてそれ以外は必要ありませんから。 甘酒はたっぷり。 じゃないと抜ける塩を吸い取れませんから。


私の作り方だとこの後 1 か月は持ちます。 だから思うんですよ。 これは

生魚を保存する最高の知恵

ではないか、と。


そんでね。 食べ終わった後(残った甘酒)にもお楽しみがあるんですよ。 それはまた別の機会にでも。

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