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【シン・卯月絢華のシネマ馬鹿】Vol.16 コカイン・ベア

原題 Cocaine Bear
見に行った場所 TOHOシネマズなんば(本館)
フォーマット 2D字幕
個人的評価 ☆3.4(Filmarksでの個人的評価)
備考 R15+指定


イントロダクション

タイトルと予告から出オチ感が漂っているが実話をベースとしたパニックホラー。クマさんがコカインを食べてハイになっちゃうというお話。
個人的に邦題は「ラリックマ」のほうが良いんじゃないかと思うが多分サンエックスに怒られるだろうということで原題そのままになったと思われる。
ちなみに、日本での配給は無能企業パルコのくせに無駄にパンフレットがあったりする。

あらすじ

ジョージア州上空から大量のコカインが不法投棄される。それだけならただの不法投棄で終わるはずだった。
しかし、こともあろうにメスのクマが捨てられたコカインを食べてしまう!当然、クマはコカイン中毒になり、森の中で人間を食ってしまった。
その頃、森に迷った少女を探すべく母親が森の中に入った。その森には件のクマが生息しており、母親は心配になってしまう。
一方、不法投棄されたコカインを回収すべく売人も森の中へと入る。売人は森を拠点とするギャングと意気投合して、ある「取引」を行う。
そして、クマを駆除するために少女の母親からの通報を受けたレンジャーも立ち上がった。しかし、レンジャーは誤ってギャングの1人を誤射で射殺してしまう。そして、小屋の中にクマが侵入。大暴れの末にギャングを食ってしまう。
大暴れするクマ。混迷を極めるコカインの行方。最後に生き残るのは誰だ!?

個人的な感想

ダメ、ゼッタイ。
という冗談は置いておいて普通に薬物啓発ビデオとして配布すべきなのではないのか。ただしR15+なのでグロいことに変わりはないが。
なんというかピタゴラスイッチを見ている気分になる。特に救急車のシーンは一種のギャグなのではないのか。
そして、80年代のアメリカが舞台ということもあって劇中歌やサブカルの小ネタがいい味を出している。サントラ希望。

ネタバレ注意

※ここから先はネタバレを含みます。一応クマは無事です。
母親は無事に少女を見つけ出したのだが、クマから逃げる途中で薬物カルテルの元締めと鉢合わせをしてしまう。
そもそもの話、薬物カルテルの元締めが全ての元凶なので、当然少女の友人も激怒してしまう。
そして、母親の咄嗟の判断で少女たちは滝壺に飛び込む! クマから逃げるべくギャングたちも飛び込もうとするのだが……元締めがクマの親子に食われてしまう。ある意味自業自得。

結局少女たちは助かり、生き残ったギャングは殉職した警官から犬を引き取る。(某殺し屋映画と違って犬は無事です)
しかし、犬はギャングの車の中であるモノを食べてしまう。それが何なのかは……お察しください。


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