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すみっコぐらしのナレーション降板について思うこと

どうも、すみっコぐらしの映画第2弾『映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』でガチ泣きした卯月絢華(カツペソ)です。

ジャニーズ問題のドサクサに紛れて悲報が入ってきました。
『映画すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』のナレーションを務める井ノ原快彦さんが突如ナレーションを降板するというニュースです。

イノッチといえば本上まなみさんと並んで「すみっコぐらしの代弁者」と言っても過言じゃないポジション。
今までも「可愛い見た目に反して泣ける」と話題になった第1弾『~とびだす絵本とひみつのコ』、V6が解散してすぐに公開された映画第2弾『~青い月夜のまほうのコ』でそれぞれ本編を盛り上げてくれました。もちろん、当初は映画3弾である『~ツギハギ工場のふしぎなコ』でもナレーションを続投するというニュースで喜んだものです。
そして『~ツギハギ工場のふしぎなコ』は落ち目のPerfumeが主題歌を務めるということもあって映画館で見る気満々で、おまけに『シネマ馬鹿』でも取材予定でした。

しかし、配給会社であるアスミック・エース側から一方的にイノッチがナレーションを降板させられるという事態に発展してしまいました。これは正直言っていただけません。(執筆中の段階でアスミック・エースのページはダウンしている模様)

忖度する必要はない

確かに一連のジャニーズ問題自体が「子供をダシにした性的虐待」なので、許されることではありません。
アスミック・エース側としては、すみっコぐらしのメインターゲットが未就学児~小学校中学年で、「子供をダシにした性的虐待をしていた芸能事務所」の副社長がナレーションを務めているとなるとすみっコぐらし自体のイメージダウンに繋がりかねないという判断だったのでしょう。
しかし、イノッチはすみっコぐらしのナレーションまで降板する必要があったのでしょうか? 私はする必要がないと思っています。

すみっコぐらしのナレーション変更と同時にNHK BSの看板番組である『ザ・少年倶楽部』の収録中止のニュースまで入ってきました。これは恐らくNHKの「ジャニーズ出禁」が影響しているものと思われます。

噂レベルですが、今年の紅白歌合戦の白組の司会が有吉弘行になったのも当初の松本潤(糞大河『どうする家康』の徳川家康役)から交代になったという話があるぐらいです。

過剰な自粛は身を滅ぼす

私は以前こういう記事を書いたことがあります。(有料記事ですみません)

この記事でも述べた通り、確かに「ジャニーズに頼らないメディア戦略」は重要ですが、あまりにも過剰な自粛は却ってサブカルチャーをオワコンにします。
ましてや『映画すみっコぐらし』はコアなファンもいるシリーズとして知られています。このままだと『~ツギハギ工場のふしぎなコ』はシリーズ最低興行収入を叩き出すという事態にも繋がりかねません。(ちなみに『~ツギハギ工場のふしぎなコ』と同日に封切りされるライバルは『ゴジラ-1.0』程度なのでそれなりの興行収入は見込める模様)

今期のドラマは大コケした月9『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』を筆頭にジャニーズ系主演のドラマが多数控えています。
しかし、このままだとジャニーズ系のドラマが全て打ち切りになるという事態も考えられます。

もう一度言いますが、過剰な自粛はサブカルチャーをオワコンにしてしまいますよ?

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