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YouTube初心者への5つのアドバイス

その1、ブランドチャンネル作成せよ!

 ガイドでは、企業や配信者が用いるための公的アカウントのように紹介されているが、ROM専な一般利用者であっても作っておきたい。無料でサクッと開設可能だ。
 デフォルトアカウントはGoogleアカウント上のユーザー名が自動適用され、変更しにくい。なにより『本名バレのリスク』が高い。おちおちコメントも付けられない。

 会員IDの登録後、ユーザーアカウントを開設して利用するのがSNSの一般的な流れだったが、YouTubeの場合はID登録の時点で勝手にアカウントが開設されるイメージ。
 大袈裟なサービス名だが、いわゆるサブ垢。というかデフォルトで利用するメリットがないため、ブランドアカウントを本垢として運用することをお勧めする。



その2、黒猫動画はその場で確保だ!

 開設直後のチャンネルでホームを開くと、時事ニュースやスポーツの話題など、地上波さながらの最大公約数コンテンツばかりが表示される。
 チャンネル登録、グッドボタン、コメント、視聴持続時間を積み重ねていくに伴って表示コンテンツが多彩化・最適化されてゆく。多くの人はやがて、これこそ最高級のサービスかと頷く。

 だが、ホームでのおすすめ、個別動画からの関連、一般名詞での検索はいずれも、AIによって選択的に表示されるものでしかなく、専ら大手チャンネルの人気動画が並ぶ。
 つまり『あなたに価値のある動画がどんなもので、どこにどれくらいあるのか神もよくわかってない』し、ズバリな固有名詞ですらヒットしなかった動画と不意に出会うこともままある。



その3、自由の意味は自分に聞け!

 まず、YouTubeを視聴する目的を学習・交流・娯楽の3つに分けてみる。ゲーマー界隈などで言うガチ・エンジョイ・ライトといったニュアンスにあたる。
 例えば、オフィスソフトの裏ワザを実演するチャンネル・観光をしつつ麻雀店めぐりをするチャンネル・癒しの歌声をもつシンガーソングライターのチャンネル……のように。

 もちろんキレイに分類できるものではないし、同じ動画でも見る人間によって捉え方が異なる。重要なのは自分が今、何を見ているのかの意識である。ながら見を控えたい。
 ラジオ代わりにするのも一興だが『時間帯に応じたプログラムではない』ことを見落としがちだ。就寝前に興奮したり、休日の朝から萎えぽよするのはまず健康によろしくない。



その4、麗しのディストピアと知れ!

 一般的なSNSでは各ユーザーが自由に発言可能であり、その複雑な人間関係は対人トラブルと背中合わせ。SNS内の友敵関係を通じた延焼のおそれもある。
 その点、YouTubeの一般視聴者はコメントとチャットくらいしか発言の場がなく、ユーザー同士の友敵関係も成立しにくい構造となっている。トラブルは概ねその場限りだ。

 しかし、YouTube上の発言は『時に撤回が困難』である点は押さえておきたい。例えば画面キャプチャを伴う配信では、失言が動画と一体的に公開される場合がある。
 発言後に動画が伸びるなど、予期せず大勢の目に止まる可能性もある。個人情報はもちろん、第三者への言及など、際どい内容については別の通信手段を模索したい。



その5、ストップ恋愛!勃ったら負け!

 企業資本等による組織的な運営形態であれ、配信の顔役は数人に限られるものだ。その数人と多数の視聴者がどのような関係であるか。チャンネルごとのクセを見よ。
 先生と生徒、販売店とお客さん、あるいは友人同士のような空気感も珍しくはない。郷にいれば郷に従え。悪目立ちしようとするのは早めに卒業しておくのがいい。

 だが『周り中が萌え豚だからといって萌え豚になる必要はない』だろ。金、名声、女、そして孤独。人を狂わせるもの全乗せやんけ。自分が配信の奴隷であるように思えたらまず止まれ。
 エロスは特に巧妙だ。一時なら生理反応で済むが、一定時間を越えて持続されると発射要請がかかる。意図せぬ外部刺激による事務手数料はお前をリボ払いに陥れる。餅は餅屋に行け。



……以上だ。渋谷駅の如くに工事中ではあるが、俺のチャンネルづてに何かヒントがあるかも知れない。既に狂ってるのでバズる必要はないが、親愛の証にチャンネル登録をしてもいい。

デフォルトアカウント側でプレミアムオプションを無料サービスにより購入?したところ、ブランドアカウント側でも無事適用されている。

その0、通信制限戦記求む!

具体的な通信環境については各方胸に留め置くとして、通信制限下での動作をコメント欄に共有できれば参考になる。当方は普通に見れるが、2.0倍速は少し苦しい。


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