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日記|23年11月 京都への帰省

帰省までのあれこれ

コロナ禍以降、初の帰省。かれこれ最後に京都にいったのは4年ほど前ということになる。娘の振替休日、埼玉県民の日を利用して土日を挟んだ4連休とし久しぶりに帰省することに。

世間ではインフルやらが流行る中で体調崩さず当日を迎えられてよかった。

子供達はおじいちゃんおばあちゃんに会うのが楽しみで「まだかまだか」という感じ。

息子に至っては土曜の朝に起きてきて、おもむろにブレーザーブレスを袋に入れて、「おじいちゃんおばあちゃんに見せるんだ」といって出かける準備を始める始末。

行くのは次の日やけど・・・

娘はじいちゃんばあちゃんに渡すお手紙をじっくり時間かけて作っていた。妻は仕事が忙しく金曜の夜中までお仕事。お疲れ様です。


初日

土曜日は休養と準備に充てて、日曜日の早朝4時30分ごろに出発。子供達は寝たまま。なるべく子供たちが寝ている&道が空いている時間に移動する作戦。

途中で娘がトイレで起きてしまい予定より早い休憩は取るものの、渋滞などもなく予定通り10時過ぎには実家に到着。

着くなり初めての宇治の実家のはずである息子はおじけずくこともなく1人で入っていく。見知らぬ家でも特に気にならないタイプらしい。

家に着くなりとりあえずお腹が空いていたので道中で買った天むすなどを食べながら用意してくれた卵スープを啜る。美味しい。

今年は11月にもかかわらず以上な暑さが続いていたが、この日を境に急に冬がやってきた。

で、体も寒さに慣れていないのもあって寒い・・・ということで今シーズン初の暖房を入れてもらう。何もこの日に寒くならなくても。

近況とかを話しながらのんびり過ごす。自分から見てのじいちゃんが酒飲みでウイスキーをストレートで飲むくらいのんべいやったことなどは初めて聞いた気がする。まだまだ知らないことが多いわ。

自分からみてほおばあちゃんたちの近況や写真なども見せてもらい一安心。

子供達は録画をお願いしていたプリキュアを見たりして過ごした後は、じいちゃんばあちゃんに見守られながら、家から持ってきた色鉛筆を使ってお絵描きを始める。楽しそう。

自分は少し仮眠する時間をもらいつつ、お昼には肉うどん。寒い日にはたまりまへん。

実家は大きくなってきた子供含め家族4人で泊まるには整理が大変と考え外泊をチョイスしていたので、夕方に一度宿へ移動。

今回ははじめて宇治駅近くの一棟貸しの宿を借りたけど、設備もいいし快適で心地よく過ごせる空間でとてもよかった。今後宇治に泊まる際の定番となりそう。

たまたま近くに来ていた学生時代の友人と少しだけ会って話せた

夜ご飯は宇治橋商店街の付近でご飯を食べようと話していたので、じいちゃんばあちゃんたちを実家に迎えに行く。

迎えにいる最中に妻から「昼寝していた息子がベッドの上でお漏らしした!!」という報告があったとかなかったとか・・・

宿で合流してから、弟が提案してくれたピザ屋さんへ向かう。

でもめっちゃ混んでいて、30分待ち程度とのことで入れず。外国の方もいて賑わっていた。うーむ、美味しそうだっただけに残念。次回帰省時にリベンジや。

気を取り直し宇治橋商店街をウロウロ、で、いい感じのお店を発見。子供もいけるとのことで入店する。

佇まいもいい感じ

偶然入ったけど、接客もよくて料理も美味しい。大原の野菜を使っているらしい。フォカッチャも美味しかった・・・全般的に美味しくて子供たちもちゃんと食べていた。よかったよかった。

帰路でアプロによって朝食などを調達してから宿に戻って、少しお話をしたあとは明日に備えて早めの解散。じいちゃんばあちゃん、弟を家に送り届けて寝支度。

明日は京都市鉄道博物館へ!


2日目 鉄道博物館へ移動

早朝5時にそっと宿を抜け出し1人宇治散策。太閤堤が見つかったことで作られた「ちゃずな」とかを見つつ、懐かしい宇治中心地を散策。

高校1年生の時に京都市内から宇治市に引っ越したので実質住んでいたのは8年くらいやけど、それでも毎年初詣に来ていたし色々と思い出もあるから懐かしい。

やっぱり360度山に囲まれた盆地育ちの自分には山が近い景色はとても落ち着く。

早朝の宇治橋
太閤堤。観光地っぽくなっていた…?
お風呂は檜風呂

簡単な買い出しをコンビニで終えて宿に戻る最中に雨に打たれて濡れた&汗もかいていたので宿のお風呂で朝からひとっ風呂浴びる。朝から檜風呂とか贅沢すぎるで。

で、そうこうしているうちに子供達が起きてくる。しかしそこで判明。息子が朝からお腹の調子が今ひとつ。

こりゃ外出は中止か・・・?と思ったが、時間と共に収まった&子供達が鉄道博物館へ行くことをめちゃめちゃ楽しみにしていたので外出することに。夜中にお腹が冷えたのかな・・・?

元々は東福寺でまだ早い紅葉を楽しんでから鉄道博物館へ行く予定やったけど、体調面の懸念と昨日から続く寒さもあったので鉄道博物館へ直行することに。

予定位通り、じいちゃんばあちゃんと10時半ごろに宿で合流してJR宇治駅から京都駅を経由して嵯峨野線で梅小路京都西で向かう。

梅小路京都西駅はここ数年でできた新しい駅らしい。こりゃ梅小路へのアクセスが良くなってええわ。

大喜びの電車移動。ホームが寒かった。

ホームでの寒さに耐えた後の電車の中では子供たちがとても楽しそう。特に息子。

埼玉では基本車移動で電車に乗る機会は少ないからねぇ。ずっと楽しげに外を眺めていた。

梅小路に着いてからはまずはお腹に何か入れようということで梅小路パークカフェでお腹を満たして、万全な状態で博物館へGO。

対面にあった京野菜レストランは団体客で満席。平日の京都、おそるべし。


京都市鉄道博物館

入ってすぐのところ

いきなりドーンと見せ場が来る。そして予想以上に広い施設であることを知る。子供達はめちゃくちゃ楽しそう。

館内に入っていくと娘は目立つ電車の展示もそうやけど、どちらかというと機構とかを説明していたり体感できる展示に興味津々。この辺、性格が出ますな。

娘と息子は気になる点が違うのか気ままなペースでそれぞれ動くので途中は二手に別れてブラブラと過ごす。

車内をうろうろ
時間が足りない!
運転体験談?
電車の仕組みも体感型で学べる
娘お気に入りのスケルトン改札

語彙力ないので上手く魅力を表現できないが、ここの展示はボリュームもクオリティも高く時間がいくらあっても足りない感じ。

入館も遅かったのでとてもじゃないけど全部は見て回れない。

子供達が気になった展示を中心に時間を過ごす。色んな仕掛けや体験ができて大人も飽きない。息子は線路と車輪の原理のところ、娘は切符を改札に入れるところをえらく気に入っていた。

14:30からのジオラマショーを観た後は小腹が空いたから、入り口近くにあった食堂車でおやつを…と思ったタイミングで屋上への通路があったのでふと立ち寄ってみた。

この日は昼過ぎ迄雨が降っていたので「虹が見えるかもよ?」とか話してたら本当に見えた。娘は大喜び。

息子は眼下に見える機関車たちを発見して大興奮しそれどころではない感じ。笑

屋上は新幹線や在来線が行き交う様子も見れるし、機関車もみえたりで何気なく寄った割にはすごくいいロケーションであった。

虹が出た!
新幹線と東寺、山々が見えるいいロケーション
息子を惹きつける機関車たち

あまり人もいなかったし、結構な穴場では?

息子が「機関車のとこ行く!」と譲らないのでおやつは後回しで、機関車ゾーンへ。梅小路の代表的な場所。

動くSLもあることを知り、16時の最終便があるということを確認できたのでそれに合わせておやつを食べに移動。

なんとも懐かしい雰囲気の中でぬくぬくと体を温めながらクッキーやらコーヒーやらを食す。

周りも電車だらけで本当に電車に乗りながらゆっくりおやつを食べているような錯覚に陥る。

食堂車
いざ機関車へ

食堂車を後にし、10分くらい前にSLの乗り場へ移動して乗車した。息子はずっと機関車に乗りたがっていたので、偶然ではあるけど乗せてあげることができてよかった。2人とも喜んでいた。

真横を在来線が通過したりして大した移動距離ではないけど、のんびりゆられてるだけで楽しい。

最終便だったので蒸気をあげる機関車の炭の清掃作業?に入る動きとかも見学しつつ帰路につく。いやー旋回する様子とかも見れて子供たちもいい思い出になったでしょう。

真剣な眼差しで見てました
乗車券
電車が真横を通る!
THE 梅小路

帰りは京都駅で晩御飯を調達し、宿でみんなで食べる作戦。帰りに乗り換えの階段で60歳オーバーのばあちゃんが息子を抱っこして階段を登る姿に驚き。まだまだパワフル。

帰りの京都→宇治の電車では席を譲ってくださった方々のおかげで子供達は一瞬にして爆睡。刺激も多くさぞ疲れたのでしょう。

宿についてからはじいちゃんが爆睡。笑
こちらも慣れぬ孫の相手でさぞ疲れたのでしょう。

帰りにじいちゃんばあちゃんに買ってもらったドクターイエローで遊びたくて仕方がなかった息子

夕飯を終え、じいちゃんばあちゃんを実家に送り届け、朝食の買い出しを済ませ、あとは風呂入って帰宅準備して運転に備えて就寝。元気な孫たちの成長した姿を見せることもでき、楽しい2日間でした。

何はともあれ家族みな元気に会って話せただけでも良かった。


埼玉への戻り

深夜に出ない限りはどの時間に出ても都内の渋滞は回避できそうもないので、疲れていたからゆっくり目の出発をチョイス。5:30に眠る子供達を乗せ宿を出たがなんと京滋バイパスが6時まで早朝工事のため閉鎖・・・ということで遠回りして名神経由で帰ることに。

さらに豊田付近で事故渋滞、都内入ってからは自然渋滞で結局戻ったのは14時前・・・休憩挟んだとはいえ疲れた。。途中1時間だけでも運転を妻が変わってくれて助かった。

休憩中の車内では富士山をみた子供達が興奮していてあまり寝れんかったけど・・・笑

助手席から

翌日はすぐ仕事なのでさっさと旅の後片付けをすませ翌日に備えるのであった。次に京都にいくのはいつになるかな。

流石に4年も帰っていないと宇治の街並みや実家近辺の景色も結構変わっていた。宇治はすっかり観光地化していて外国人観光客も自分が住んでいた頃に比べたらえらい増えていた。

そんなことも実感した短いながら充実した帰省でした。

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