世界一長いフィリピンのクリスマス

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いよいよ今週はクリスマスですね!フィリピンでは、クリスマスは宗教的な意味合いが強く1年の中で最も重要なイベントとして位置づけられています。日本のように恋人と過ごすのではなく、家族で過ごすのが一般的。フィリピンのクリスマスで一番特徴的なのは、なんといっても世界で一番長くお祝いムードが続くという点です。
ここでは日本とは全く異なるフィリピンのクリスマス事情をご紹介します。

フィリピンのクリスマスは9月からスタート!

フィリピンでは、9月に入った瞬間からクリスマスシーズンに突入。英語の末尾に「BER」がつく月、つまり9月(SeptemBER)・10月(OctoBER)・11月(NovemBER)・12月(DecemBER)は、「バーマンス」と呼ばれ、ショッピングモールではクリスマスソングが流れたり、クリスマスツリーや飾りが並び始めます。

★クリスマスにかかせない飾り「パロル」

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フィリピンの伝統的なクリスマスの飾りといえば「パロル」です。「パロル」は紙や竹で作られた星型のランタンで、キリスト誕生の際にキリストを照らした聖なる光を表しているといわれています。

★クリスマスの特別な礼拝「シンバン・ガビ」

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国民の90%がキリスト教を信仰しているフィリピンでは、クリスマス前の9日間(12/16~12/24)、早朝からカトリック教会で「シンバン・ガビ」と呼ばれるミサが行われます。このミサに9日間連続で参加すると、願いが叶うと言われており、多くの人が教会に集います。今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オンライン開催となるようです。
気になる方はぜひオンラインで参加してみてくださいね!

★フィリピンの伝統料理「レチョン」でお祝い

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フィリピンでお祝い事に欠かせない伝統料理といったら、豚の丸焼き「リチョン」です。1匹3,000〜6,000ペソ(6,000円〜1万2千円)とフィリピンの物価からすると少し高いですが、クリスマス期間はお金を惜しまず、家族や親戚とともに豪華な食事を楽しむそうですよ。フィリピンに行けるようになったら、日本とは全く異なるクリスマスの雰囲気を味わってみてください!

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