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フィリピンの祝日は突然決まる!? 2021年も大きく改定された日本と異なる祝日事情

フィリピンの祝日は、政府の命令によって急に日付が変わったり、突然制定されたりすることをご存知ですか?日本とは全く異なるフィリピンの祝日事情をお伝えします。

まず、フィリピンの祝日は年間約20日間あり、「一般祝祭日」と「特別祝祭日」の2種類があります。

・一般祝祭日:毎年祝われる祝日
・特別祝祭日:突発的な祝日

「一般祝祭日」は、毎年夏頃に政府から次年度の日程が発表され、基本的に変更されることはありません。しかし「特別祝祭日」は年度中であっても政府の方針や大統領の提案によって突然制定されます。それによって多くの学校や公共機関、一部の観光地、お店が休みになるため、観光や出張でフィリピンを訪れる際は、政府や大使館の情報を定期的に確認することが重要です。

また各地域ごとに特別な休日を定めている場合もあります。国全体でほぼ固定された祝日が制定されている日本とは事情が全く違いますよね。

ちなみに2021年2月末には、昨年の新型コロナウイルスの影響による経済損失をカバーするため、例年祝日とされている11月2日(死者の日)、12月24日(クリスマスイブ)、12月31日(大晦日)を特別勤労日(Special Working Day)に改定すると発表されました。

全人口の90%がキリスト教を信仰しているフィリピンでは、12月24日と25日のクリスマスが1年で最も重要なイベントの一つとして位置づけられているため、今年は異例のクリスマスとなりそうです。

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