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防災・防犯と地域コミュニティ

2023年の大晦日は、以前から馴染みのある地域で開かれたイベントに参加してきました。地域の子どもたちがスタンプラリー形式で4箇所の住宅を回り、その家ならではの年越しそばを食べるという小学生や中学生の子を持つ親主催のイベントです。

魯肉飯ならぬ魯肉麺

防災・防犯は共通の課題

子を持つ親にとって、暮らす街の防災・防犯は重要な課題です。自分の家族だけで準備や対応をするには限界があるし、行政による対策も少し遠いとなると、同じような課題意識を持った地域住民同士が協力して対策していくことになります。
今回参加させていただいた大晦日年越しそばラリーは、まさにそういった共助の発想から始まっている取組だと思います。子どもを育てていく過程で地域コミュニティとの接続が始まるのだということを、強く感じました。

食品衛生と交通安全

食品を扱うイベントであり、アレルギー表示含め食品衛生には相当な気を遣っていました。マスクやディスポーザブル手袋をして年越しそばを提供しました。
また、住宅街の中での移動であり、そこまで車の通行量は多くありませんが、交通安全の確保も重要です。

顔見知りになること

こうしたイベントを開催することで、自然と地域住民同士につながりが生まれます。顔見知りになっておくことで、いざ有事が発生した際にスムーズな対応が可能となります。
顔を知り、言葉を交わすことで、なんとなくでも愛着が生まれるように思います。この繰り返しが相互理解になり、暮らしやすいまちづくりにつながっていきます。

楽しい思い出づくり

大晦日年越しそばラリーイベントは2回目だそうです。イベントに参加した子どもたちにとっては、きっと楽しい思い出になったに違いありません。大晦日に自分の住む地域で家族や友達と美味しい年越しそばを味わう、こうした体験は自分の住む街への愛着につながるでしょう。

企画運営された親の皆様に敬意を示しつつ、今後も注目させていただきたい取組です。

まちの余白を活用して新しい価値をつくる活動はみなさんのサポートに支えられています。