お盆が過ぎて、あっという間に、夏休みが終わる。
もうすぐ、始業式だな、と思いつつ、ふと目が止まって、停車した。
川沿いの遊歩道。
ちょっとした冒険のようだ。
見慣れない風景を、じっくりと眺めながら歩いてみた。
北海道新幹線が札幌まで延伸するのが2030年の予定。
この鉄路も、新幹線から乗り継いだ人々たちで賑わうのだろう。
10代の頃は、札沼線のキハ56形の列車に揺られながら、友達と他愛のない話で楽しんだ。
今、電車から見えている景色は、10代の頃に車窓から見えていたものと変わっている。
札幌という街は、いつも変化するのを好んでいるかのようだ。
来た道を戻り、また、いつもの道で、家路についた。