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ホテルステイに何、持っていこっか?

関節に近い二の腕がなんか痛いな、と気がつくのはいつも帰宅後である。
ホテルステイの連泊をたっぷり楽しんだ、夢から覚める合図かのように腕と肩が悲鳴をあげている。
なぜわたしの荷物はいつも重いのか?を考えたら、軽量化に捧げる努力をやめたから!と、ここで答えを出しちゃう。




逆に持っていかないもの、それは。

意外とモバイルバッテリーは持ち歩いていない。
移動中の暇をつぶす以外で、スマホを確認する時間はほとんどないと気づいてから、遠距離移動の荷物には入れていない。
とはいえバッテリー瀕死の事態に備えて、アダプタとケーブルは持ち歩いていて。都会は電源を備えた飲食店がすぐに見つかるので、あんまり心配していないのだ。新幹線、高速バス、駅の構内にも電源はあるもんね。



THE 洗濯洗剤

これは連泊するときに持っていくもの。
洗濯は、手洗い推奨のものが多いのもあって大体、洗面器に浸けておいてます。THEは環境負荷に配慮し、柔軟剤いらずでこれ1本!が売りの洗剤。
(自宅でも使っています。通販か、CHILLING STYLEさんで買っている)
キャリーケースの中で幅を取らず、中身は液体なので物に合わせて収まってくれます。

例えば、1日でついた汗などは洗面器で何度かぬるま湯でゆすいで、皮脂汚れはつけ置き30分でじゅうぶん。またしっかりゆすいで、水気を絞り、バスタオルで水分を取って部屋に掛ければ、翌朝には乾いています。

飛行機ユーザーの方は、液体の規定があるので、固形洗剤のほうが煩わしくないと思います。



無印良品 電源タップ

スマホだけでなく、美容機器なども充電の必要なものがあって、それもまあ出立前に忘れずに済ませておけばいいものを感が拭えませんが……!
もちろんホテルでも借りられるので、省けるのですが、わたしのホテルステイは引きこもりスタイルでやらせてもろてます。
これはタップとコードを別々にできるので、タップ側の根本が曲がっての断線のリスクがないのが良き。


ビジネスホテルなどでは、たまに設備が古くてコンセントの挿し口がそもそも遠いということもよくあるので、コードは好きな長さで選べるのもいい。

Macbook Proはアダプタが四角くどデカいために、場所によっては差しづらいなんてこともあるので、そういうときにもスマートに使えるのが電源タップの利点かな。
ラグジュアリーホテルなどでは、ベッドサイドやテーブルサイドでの電源の不満って、ほぼ出ないけどコードの端子には規格の波があって。
USB-Aを、あらゆる建物で標準化しきった頃にはUSB-Cが来ている、という事象から感じる諸行無常。施設設備にあたっている方のご苦労に想いを馳せたりします……。



BARTH 9錠入り

都内のおしゃれなホテルは、海外からの旅行者をターゲットに、バスタブを置いていない部屋が多いので、入浴剤は持っていったりいかなかったり、その時々です。
バスタブ問題は別途、記事にしたいなって思ってることのひとつ!

BARTHは、重炭酸の発泡が体を包む入浴剤。
疲れがよく取れるとSNSで評判なのを見て、自宅でも愛用している。
しっかりあたたまって、連泊で使い切れるパックなのもいい。

1泊1泊、味変ならぬ、お湯変するのもまたヨシ。
アットコスメストアやロフト、ナチュラルローソンなどは、様々な個包装の入浴剤を置いているので、旅先で選ぶのも思い出になる!



ジップロック フリーザーバッグ

割れて困る香水などの液体類や、メイクポーチに入りきらないパウダーやブラシなど、雑に入れておけば、起床5分後がチェックアウトでも袋をひっつかんでどーん!とぶっこむだけで片づきます(片づいてない)。



ウッドカトラリー ナイフ 個包装

デパ地下も好きな性質ゆえ、ひとり用にはちょっと大きいけど、記念にケーキ♡(ここでいう記念は誕生日とか、推しにまつわるメモリアルデーでもなく、なんならこじつけでもいいから、要するにケーキ食べる口実でさえあればなんでもいい)なんてムードの日に直面した、刃物どうする問題。

ルームサービスがあるような、格式あるところでは悩まなくて済むんだけど、カジュアルなところであれば探して用意せねばならない。100均や3COINSでもカトラリーや金属ではない材質の小さい包丁はある。
しかし、切れるものだと持ち運びに気を遣ってしまう、と考えた結果、こういうのであれば、プラスチックでも、カトラリー一式あったら意外と助かる場面あるのでは?と思いました。



重さの犯人、Macbook Pro 16inch

移動先でも書き物や情報収集に必要なため、いさぎよく置いていけないのが悲しいかな。そして画面の大きさを捨てきれずで買った16インチ。
Netflixを見れるテレビや、iPhoneペアリングで再生できるテレビのあるホテルも増えているというのに!

持っていっていっそ使わない、デバイスオフデーを設けたりするのだけど、根本的にわたしはネットもSNSもコミュニケーションも愛しているインターネット老人だから、なしの生活が考えられないッッッ。
(普段はFJALLRAVENフェールラーベンのバックパック、カンケンに積んでいて、背中と腰にのしかかっていますよ!その愛がね!)



チェックリスト作りに耽る、前夜祭

最軽量化を目指したら、一体どうなるのかな?
3泊を想定したら、下着と靴下が一組、服装はワンピースなら1枚持っていく。別々ならトップスは変えたいかもしれない。あとはやっぱりメイクと美容、風呂の道具とデバイス、各種ケーブルやアダプタになるだろうか。
メイクをしなくても済む世界ならいいのになー、と思ったんだけど、そういえばわたしはMIYASHITA PARKをうっかりすっぴんで歩いた女だった。
(そしてドイツから一時帰国していた友人と、そのまま鉢合わせた。前日、新宿で「次、会うときはドイツかねー!」と揚々、言ったばかりなのに)

とにかくスペースを圧迫しているのだが、なにも減らせないのがまた悩みどころだ。ミニマリストの道は遠く。
旅行用の小さい容器に、ハードブリーチの髪をケアするいくつかの液体を、ちまちまと移し換える手間も、いつしかあきらめている。
財布と交通IC、あとは着の身着のままが理想だな。一泊だけならそうして街を楽しめるんだろうな、って今夜も夢想する。

だから、次の旅では、またきっとわたしは二の腕を痛めているのだ。

じぶんZINE「pooks プークス」では、わたしにまつわるボディポジティブとフェミニズム、そしてホテルステイの記録を書いています。

ボディポジティブとフェミニズム、自撮りのInstagram
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