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Happy Birthday, America 2018

7月4日、the Fourth of July
独立記念日(インディペンデンス・デイ)、アメリカ最大の祝日。
ちなみに今年2019年で243回目。改めて思うけど、まだ若い国。

全米で花火が打ち上げられて、セールが続き、あっちもこっちも星条旗。
お料理の雑誌もインテリアの雑誌も、毎年飽きもせず特集を組んで、
やれBBQだ、やれペイトリオットカラーのスイーツだと大盛り上がり。

とか言いながらも、私も間違いなく便乗する派で(笑)
やっぱりこの日は、家族も大いに巻き込んでの「庭の時間」確定。
ランチなのかディナーなのかわからない時間からスタート。

BBQグリルで何を焼くか、その堂々たる一番は、バーガーパテ。
お店にはね、もう既に形成されたパテがずらりと並んでます。
ビーフやチキン100%から、チーズ入りもお野菜入りも、完全ベジーも。
とにかく色々並んでいるわけです。バーガー大好き、ザ・アメリカ、です。

これ、日本のハンバーグとは違います。
基本、繋ぎなしの肉!という代物ですから、結構固めです。
そんなわけで、柔らかめが好きな方は、自分で作るのもありですが、
この日はなんかそんな気分(豪快BBQ)になってしまうので、
私もアンガスビーフ100%のごっついのを買ってジュッと焼きました!

でもそのあとは、パーティーぽく、可愛くトッピングです。
バーガーパンも、セサミでちょっとお茶目にしてみました。
レタスにトマトにチーズにピクルスに。そして仕上げは星条旗!

デザートももちろんペイトリオットカラーですよ。
イチゴゼリーにサワークリーム、ブルーベリーを重ねて、最後は星!
流星、キッシュを焼いた残りの生地で、ちまちま作ってみました。
本当は刺したかったんだけど、なんかイマイチなんで横にしましたが、
これはこれで可愛く仕上がったかなあ、と。

全体の雰囲気はこんな感じです。テーブルも、何気に赤+白+青メインに。
ワイルドフラワーガーデンからの夏らしい花を真ん中に飾れば華やぎます。
ハンバーガーの他に、プチトマトぎっしりのキッシュとコーンで夏らしく。
モスグリーンのグラスによく冷えたソーダを入れて子供たちは乾杯ですが、
私はもちろんCAVAをいただきました。ああ、しみる、癒される(笑)。
*この夏お気に入りのこのグラスについては、また次回*

夏らしい太陽の下(時には肌寒い日もありますがおおむね夏日)、
昼過ぎから暗くなるまで、庭で食べて遊んでの繰り返し。
小さい子のいるお向かいとかは、朝から大忙しな感じでしたし、
親戚やお友達を呼んでいるお家もあって、あちこちで歓声が。

そして、日が暮れたと思ったら、お待ちかねの花火!
テレビでもずっと中継されていますが、まずはもう庭から楽しみます。
ご近所さんたちがこぞってうちあげるものですから、毎年すごい騒ぎです。
頭上いっぱいに光の競演、あっちでもこっちでも、この日だけは深夜まで。

おい、もう水かけたか?そうそう、屋根に水、かけておかなくっちゃな。
夕方、庭先で笑いながらご近所さんたちと言い合いますが、これ本気です。
すぐ近くから、火の粉が降ってきますからね、備えあればなんとやら。

という感じで、7月4日は過ぎていくわけです。
ああ、もう、朝から夜まで本当にテンション高し!町中、大騒ぎです。
でも誰もが心待ちにして、楽しみ抜く日であることは間違いありません。

まだブルックリンに住んでいて、子供のいなかった頃には、
陽の高いうちからシートを持って出かけ、場所取りをして、
イーストリバー側で(シティ、多い時には3箇所で上がりましたから)
打ち上げられる、メイシーズの花火を見たりもしましたね。
今は家族で、食べて飲んで笑って、庭にひっくり返って花火を見て。
形は変わっていくけど、やっぱりいいものだなあとしみじみ思います。

暑い夏はいよいよ本番です。NY、結構、かっと燃えあがりますからね。
庭での快適な時間も、名残惜しいけれど、もう少々です。

サポートありがとうございます。重病に苦しむ子供たちの英国の慈善団体Roald Dahl’s Marvellous Children’s Charityに売り上げが寄付されるバラ、ロアルド・ダールを買わせていただきたいと思います。