はい続き。

フェーズ1はこちら↓

アイアンマン3

素晴らしい。言うことなくない？あえて書くなら、そうだな…

最愛の手のかかる息子を着て最強になっていたトニーが雪原の上、その息子を引っ張って進む。隠れ家でキッズと絡む。最高。

ホムセンで釘打ち機を買って武器を作る。最高！！Falloutが好きなので初代冒頭とはまた違った形でハンドメイド天才科学子どもおじさんの真価が見られて最高！！

アベンジャーズで初めて登場した自動装着型スーツが更に効率的になっているのも涙ぐましい。エンドゲームまで、スーツの進化の過程をひけらかすのがお茶目で、それでいてウザったくなく、非常にスマートに描かれている。

ハワード・スターク、もっとも尊い順レギュラー。出てくると安心する。トニーだけではなくアベンジャーズの父。

初見の頃、ペッパーがそのままマグマ・レディみたいな名前でアベンジャーズ入りすると思ってた。しないんかい

マイティ・ソー/ダーク・ワールド

地球で起こっている異変を解読していく過程とコメディなアクションシーンは楽しいのだが、とにもかくにも敵勢力とジェーンに魅力が無い。

ロキはマジで面白い。アイツの面白さで持っていた。

バトルロイヤルも見ていて思ったんだけど、もしかしてアスガルドとジェーンが地雷なんじゃないか？
と行きついたので、ジェーンの登場するラブ&サンダーが心配。

ていうかソーは高貴なものの誇りを賭けたガチバトルうんぬんよりコメディなほうが面白いな…

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

バッキーが好きなので完全に面を喰らった。良作である。

政府直轄だかなんだか、上層部や体制の腐敗を描き裏切らざるを得なくなるくだりは実にアメリカンである。

あとイップマンの奥さんを守るシーンのような閉所戦闘フェチなので、エレベーターでのシーンがニヤける。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

超面白い。

モラルに反した活動が目立つのも、宇宙の解像度もそこそこ好き。

宇宙モノはそんなに数多く見ないのだが、映画業界は「スターウォーズに似ないことが目的化してしまう」病を抱えている気が何となくしていた。しかしそんなことも無かった気がする。適度に汚いデザインワークスは、むしろMADMAXやFalloutを思い出す感じがした。ハンドメイドの装備と出来合いのしっかりした装備の区別もちゃんとできてるし（ヒーロー天下のマーベルに対して意識低すぎ？？？）

主人公の吹き替えが山ちゃんなのはズルいだろ…カウボーイビバップがこれ以上続くか分からないので実質ビバップとスペースダンディの精神的続編と思って見ていた。ちょっと辛い。あと加藤浩次の吹き替えが上手い！！！！！

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

ウルトロンとかいうなんか拗らせたやけにおじさん臭い喋り方する奴大好き。残念ながら本人が嫌がろうとトニー・スタークの息子なのか。

まずこの映画の見どころといえばジャーヴィスとの別れ、ヴィジョンの目覚め、そしてなんと言ってもハルクバスター。かわいい。

ワンダはこの頃全く興味がなかったんだけど、あとで結構好きになったな〜。

でも長過ぎる！！！！！！！！！！

アントマン

見るのは3回目くらい。個人的にエンドゲーム級の傑作だと思ってる。シリーズで、ヒーローで一番好き。

コメディとシリアスの混ぜ方が計算しつくされている。小さいものに対する可愛さとかシュールさなんかが。きかんしゃクソデカトーマスのシュール加減はPCゲーのMODとかでよく見るけど、もしかして時代的にアントマンが元祖か？？

ヒーロー側のやっていることがかなりインモラルなのがとても差別化されていて良い。後のシリーズでもヒーローが犯罪行為をするシーンは度々あるが、今度はドロボーが主人公だし博士は脱獄幇助してくれるしめちゃくちゃ。

スコットは知能犯だが、あんまり頭が良くないというかこの力を使って巨悪を倒そうとする人に協力はしているものの、自身がドロボーである故か思想のために戦うとかいう印象を受けにくい。つまり他シリーズを覚えることを強要してこない故にスッキリしているので単品でもオススメできる。
しかし他シリーズにお邪魔する時はかなりちゃっかりしている。作品自体がシリーズ内で田舎だから、本筋にあまり絡んでこず、美味しい立場なのかも。離婚と娘との関係に尽力しながらなんやかんやで世界を救う一端を担うのは、ミクロとマクロの世界を行き来するアントマンらしいと言える。

そういえば、ハンクって元々悪役らしいね…たまたまヒーローなだけの声のいいヒステリックなマッドサイエンティストに落ち着いててええやん。好きなキャラだな～。

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以上。フェーズ3は一番長いので多分分割するかも。