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最後のドローン実験室 in 広野小学校

2015年から8年間続けてきたドローン実験室ですが、今回の広野小学校で最後です。今後はアルゴリズム実験室を中心として、場合によってはドローンの教材も使っていこうかな、くらいに考えています。

僕のドローンの知識も長らくアップデートできていませんし、この教室を始めた当初は『空飛ぶ不思議なロボット』だったドローンも、今ではどこにでもある機械の仲間入りをしました。

なにより大きいのは動かない教材(古いWindowsが必要)ものも出てきたのと、バッテリーもどんどんヘタっていくのとで、このまま無理に維持する必要も無いだろうという判断です。

ドローンを入り口に幅広いサイエンスに興味を持ってもらう

というテーマだったドローン実験室は形を変えて、今後は『アルゴリズム実験室』としてコンピューターを入り口に幅広いサイエンスに興味を持ってもらう授業を展開していきたいと思います。

授業の後に校長室でそんなお話をしていたら、第1回の授業を受けた当時の6年生たちは今年が成人式だったそうですよ。8年経っているのだから当たり前ですが、こっちも負けずに成長していかないと!

最後のドローン実験室のメニュー

  • 自律飛行のデモ

  • センサーを騙して思い通りに動かそう(お散歩ドローン)

  • ドローンがもっているたくさんの目と耳の話

  • 手に持ったドローンを方向けてプロペラ回転数と姿勢制御の実験

  • ジャイロ教材で回転する物体の不思議を体験

  • 自作ドローンを教材に機体の構造と各種センサーについて

などなど。

校舎裏手の河川上空を自律飛行するドローンを走って追いかけてる

いつものお話ながら、自作ドローンのセンサーやプロポとの連携部分が古いWindows環境を用意できず触れなかったり、お散歩ドローンでプロペラが壊れてしまって、授業の最後のドローン輪投げが体験できなかったのが残念です。

機体は修理できたので、翌々週の授業でドローン輪投げの体験はなんとか実現できました。

教室を飛び回るParrot Mambo

ドローン実験室からアルゴリズム実験室へ

これでドローン実験室はおしまいです。長らくあちこちで授業のご依頼をいただいてきて、またドローン実験室をきっかけにいろんなお仕事をいただけたりととても面白い経験でした。

2023年以降は、アルゴリズム実験室としてコンピューターの頭の中身にさわれる授業をしていくつもりです。面白そう!と思った方はぜひお声がけください。

神領小学校で行ったアルゴリズム実験室についてはこちらの記事をどうぞ。

広野小学校でも2/22にアルゴリズム実験室を行いました。このあと書きます。

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