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【中日】二遊間争いは新人が前進

 田中幹也が二塁手、龍空が遊撃手で開幕までいくかと思われたが、ここに来て田中が遊撃手に回り、空いた二塁手を福永裕基、村松開人が争うという陣容に変わった。今回は、そんな中日二遊間争いについて書いていくこととしよう。

新人3人の共通点は「らしくなさ」

 田中を含め、村松、福永の共通点は「中日の選手らしくない」ということである。顔だけを見たら3人とも見事な中日顔なのだが、バッターボックスに入ると「打てそうな雰囲気」が漂い始めるのだ。

 この「雰囲気」を言語化するために、僕はこの3人に注目して中日の試合を見ていた。すると、それが「速い球にタイミングを合わせられる」ということだと分かったのだ。昨日の試合でも、田中が155キロの直球を見事に弾き返していたことからもそれが分かるだろう。昨季は速球派の投手が全く打てなかっただけあって、この新人3人の加入がどれだけ心強いことか。中日ファンの皆様にはよくわかって頂けるだろう。

悩める龍空は打撃フォーム安定を

 今オープン戦で思ったような打撃ができず、二軍に落ちてしまった龍空には「綺麗な打ち方」に拘って欲しいものだ。今回の二軍落ちをポジティブに考えると、開幕までじっくり調整できるということだろう。

 龍空は昨年、綺麗な打撃フォームで安定した成績を収めていたことが記憶に新しい。ただ、今季はここまで打撃フォームがコロコロと変わってしまっていることが確認できるのだ。これを直して、もう一度開幕レギュラー候補に名を連ねて欲しいものだ。

最後に

 苦手の横浜戦を打ち破った中日、今季は違うという感じがする。期待してみようではないか。

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