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短い詩 3作

・喜びの穂先に煽られて宵を受け入れ
実を生らすために花を咲かせる
言葉を結ぶ、濃霧のなかに佇む湖畔にて


・牧歌にわたりと欠伸が窪む
魂の汽笛が寂しげな蒸気とともに鳴り響いた
僕は硬質のアスファルトに横たわる


・咥えた模造紙を汗で濡らしたい
摘み上げた世界を肌で数えたい

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