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セレブ妻がモラハラ夫とインフルエンサー女をフルボッコした話っているかしら?(2)


こんにちは。ショーコと申します。

このnoteはかつてセレブ妻と呼ばれた私がモラハラ夫とインフルエンサー(もどき)の女をフルボッコした話(数年前の事実)を綴っています。

・モラハラ夫の成敗の仕方
・勘違い不倫女を完膚なきまで打ちのめす方法
・不貞裁判の現実
・妻の方が収入が多い場合の離婚
・不倫から子供を守る方法

そんなことをありのままに書いていきます。

身バレ防止のために一部フィクション、それ以外はほぼノンフィクションで書いていきます。

途中、大切なノウハウ、本当に重要なこと、身バレスレスレな情報など一部有料化していきますが基本は無料です


JOJOにね


夫が誰かと暮らしている、そんなレシートを数枚(いや数十枚あったかもしれない)見つけて

夫を怒らせないように下手シタテに出た私。

「好きな人でも出来たの?私がかまってあげられなかったばっかりに。」そう聞いた私に夫から帰ってきた返事は

「ショーコだけが悪いわけじゃない。俺は今を生きるだけ

普通の夫婦なら絶対に考えられない返事だろう。

でもモラハラ夫と暮らす妻には想定内の返事だった。

夫が帰ってきたら真相を確かめないといけない・・・・・そう考えていた。

日頃から夫へ不満を抱いていたし、いつか機会があったら夫から離れたいと口では言っていたけどいざこういうことが起こると

もしかして家を出て行けと言われてしまうのかと気が気じゃなくなっている自分がいた。

友達が帰った後、夫が帰宅した。

夫に

「好きな人できたの?」と問い詰めた

夫は少し嬉しそうな顔をして

何も言わなかった。

夫が嬉しそうな顔をしたのは無関心だった私に対する優越感からだったのか

真相はわからない。

「本気なの?」と問い詰めると

「今は言えない」という夫。

その答えを聞いて

思ったより問題は根深いんだとやっと気付いた。


「家族より大切なの?」

「家族より大切なものなんてあるわけないじゃん」

私は夫への愛はかなり冷めていたが

夫は私のことをずっとずっと好きだと思ってた。

気づいたら夫にハグをしていた。

ハグをしたら夫の殻が破けてなんとかなると思ったからだった。

でも夫は私のことを

「はいはい。わかったから」と言って自分の体から引きはなした。

その時、

もしかしたら本当に子供達ともども捨てられるんじゃないか

と怖くなった。

結局いつも夫と離れて新しい生活をしたいと口では言っていても

生活が変わってしまうんだと

いよいよ現実的になるのだと震えが止まらなかった。

「そもそもさ。こうやって話しすることも半年ぶりじゃん」

嬉しそうに言ってくる夫。

あ、なんだ、やっぱりかまってもらえなくて寂しかったのもあるのかも・・・・

不安と恐怖と期待と

とにかくいろんな感情がめちゃくちゃに入り混じっていた。

「まあ、徐々にね。。。。」と言って夫は言葉を濁した。

徐々になんなのだろう

徐々に女と会うのをやめるのだろうか

徐々に解決していこうと言うことなのか

徐々に私たちの関係も変わって行ってしまうのだろうか

徐々に・・・・

徐々に・・・

徐々に・・・

体を引き離されたあとどれくらい時間が経っただろうか

これ以上話し合っても無駄だ、という気持ちに切り替わり

「好きになる気持ちは止められないよね、子供だけは大切にしてね。

自分のしたことは必ず自分に返ってくるよ、わかってる?」

気づいたら口から出ていたセリフだった。

夫はうなづき話し合いは終了した。

ものの10分だったと思う。

なにひとつ成果のない話し合いだった。


泣きすがる女


その日、私はこどもたちとお風呂に入りながら泣いた。

この話し合いから夫はますます堂々と出て行くことになった。

夕方16:00くらいにまた帰ってきて私たちがお風呂に入っている間(21:00)にまた向こうへ戻るという生活を続けることになるのだった。

その夜いてもたってもいられず夫の父親に電話をした。

嫁のヘルプ電話を受けた義父は子供達の様子を見にいくというテイで東京に息子を見に行くと約束してくれた。

その日は頭が痛くなるほど泣きじゃくって寝るにねられなかった。

これからどうなってしまうんだろうか・・・・・・

とにかく不安でいっぱいだった。

そして疲れてうとうとしかけたときこんな夢をみた。

「お願いだから行かないで!」

そう言って玄関で夫の足にしがみつく私。

「私を捨てて出て行かないで!

 おねがい!!」

夫は嬉しそうな顔をした。

話し合いの時に見たあの嬉しそうな顔だ。

でもその嬉しそうな表情は完全に消え

冷たい顔に私を振り払う夫

ああ、思い出した。。。。この人は血も涙もない人なんだった

なんでこうなってしまったんだろう

私ってみじめだ・・・・・・・・・

たすけて・・・・・

ここで目覚めた私。

いまでも鮮明に覚えている

夫の足にしがみつく手の感覚

夫の冷酷に笑う顔

振り払われた私のみじめさ

でもそんなことよりも何よりも

覚えていること。

それは

夢でよかった。

本当に夢でよかった。

と安堵したこと。

そして気づいたのだ。

やっぱり私は夫にもう愛はない

絶対になにがあってもダサい女になってはいけない

なにがあってもプライドだけは捨ててはいけない

私もこどもも夫の奴隷ではない

なにがあっても心だけは失ってはいけない

虎視眈々と期を狙うんだ

この夢の中のみじめな私をみて私の中のなにかが切り替わった

そして今後

夫から泣きすがられることはあっても

私が夫に泣きすがることは20000パーセントない

と心に誓ったのだった。

見えない相手

相手が誰だかわかっていない中

私は必ずおんなはこちらを見に来る

その時に凛とした態度で

美しく振舞わないといけない

本妻の品格を保っていないといけない

そう漠然と思った

どんなにひどい状況でも絶対に腐ってはいけない

女の意地をみせなくてはいけない

母の意地をみせなくてはいけない

本妻の意地をみせなくてはいけない

この日からはサボり気味だったお化粧もきちんとするようになった

浮気が発覚した日以来

夫にハグすることもなく夫と話し合いすることもなく

淡々と毎日をこなしていった。

きちんと身なりを整えてなるべく何事もなかったように振る舞った。

そして子供たちには絶対に気づかれてはいかないとそう思った。

振り返ると

不安で不安で仕方なくて心が押しつぶされそうになったのは浮気が発覚したその日だけだった。


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