「私、めんたいがいい！！」
「私、チーズがいい〜！！」

この会話から、何の料理を想像するだろうか。

お好み焼きか？もんじゃ焼きか？？

下町、江戸の一角。
恋愛話で盛り上がる女子大生。
きっと、誰もが知っているであろう、駄菓子のひとつ。
「うまい棒」の会話がチラッと聞こえてきた。

何故、数ある会話の中、「うまい棒」が出てきたのか。

今から少し時を戻し、説明したいと思う。

一人ふらっと、カメラ片手に散策に来た。
そんな矢先、ふと「駄菓子バー」の文字が、目に飛びこんできた。

実は、一度いってみたいと思っていた「駄菓子バー」。

ちょっと様子見、、と思い、エレベーターで5階まであがったものの、

ドアが開いた瞬間、
「いらっしゃいませ〜！！」
と、入口一帯構造と、出くわした店員さんの一声で、引くに引けなくなり入店。

現在に至る。

来店したのは土曜日の17:00頃。

スタッフの方が明らかに「え、、！？一人！？」という顔をして出迎えたが、氣にしない。

だって。。。予想外の入店になったけれど、来てみたかった場所なんだもの。

最初、戸惑いを隠せない表情はされたけど、スタッフの方の配慮で、奥のカウンター席に案内された。

店内で賑わう家族連れの声や、ペアできている方達の、楽しそうな声が、心地よいBGMにも聴こえる。

ホッピーを片手に、駄菓子を堪能していると、隣の席に女子大生と思われる二人組の女子が腰をかけた。

隣りという事もあり、会話が自然と耳に入ってきてしまう。

「うまい棒」の話で盛り上がり、その後「恋愛トーク」へと話は切り替わった。

A「最近、氣になる人がバイト先にいるんだけどね。。。」

B「え、なになに♡どんな人？？」

A「眼鏡かけてて、体系はスラっとしてる。ちょっとインテリっぽい感じかな。」

B「え～！！顔どんな感じ？かっこいい♡？？」

A「横浜流星みたいな感じ♡」

B「ヤバ♡めっちゃイケメンじゃ～ん！！」

A「でね、頑張ってお出かけしようと誘ってるんだけど、、全然OKもらえないの。」

B「え～！！そうなの！？」

A「氣になる人は、全然振り向いてもらえないんだけど、、私の事いいなって思ってくれてる先輩はいて。。。」

B「その先輩は、どんな人？かっこいい♡？？」

A「綾野剛とドラえもんを足して割った様な人。」

B「えっ、、、！？」

はい、私も聴いてて「えっ、、、！？」って思いました。

どんな人なのか、その後の会話が氣になって仕方がなかった。

綾野剛氏と、ドラえもんを組み合わせる発想、、とっても素敵♪

偶然入った「駄菓子バー」で、素敵な会話に遭遇できた事に感謝です。

写真は、先日木更津旅行へ行った時のもの。

偶然「鳳凰」みたいな雲がとれたので、タイトルに合わせて選択しました。

偶然のプライスレス。皆さんが癒されます様に☆

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。