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美髪マイスタ制度は、美容師としての成長のチャンス【スタイリストインタビュー】

こんにちは!
セレスト広報担当の石原です。

今回のスタイリストインタビューは、美髪マイスタ第1期合格者・福岡天神店スタイリストの甲斐さんにご協力いただきました。

美髪マイスタについて第1期の検定を終えての変化や、成長したこと、
どんなお客様に喜んで貰えたのかをインタビューしました。
是非最後までご覧ください!

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美髪革命による美容師としての変化

僕は現在46歳で、「46歳で美容師として生きていくのか?第二の人生を模索していくのか?」と自分のキャリアについて考えていました。
そんな時に、美髪革命の中の認定試験である「美髪マイスタ」の話をマーケティング責任者の岡崎さんから聞いた時、僕は純粋に「やってみたい」と思いました。

今までもお客様の髪を第一に考えてトリートメントのご提案、ご案内をしてきました。これまでにセレストが取り扱ってきたトリートメントもどれも良いものだったので自信を持ってオススメしてきました。(他店にいた時はお客様が実感しづらいものが多かったかもしれません。僕の技術力もあると思いますが…。)
今回のLinkの酸熱トリートメントはお客様の髪質に沿って処方するオーダーメイドなもの。手触りや見た目での実感が大きいので、その場でお客様の感動する姿を見る事ができました。
お客様との"感動の共有"が一番できる内容だと感じています。

Linkの酸熱トリートメントは本当に良いものだと思ってるので、お店のメニューの中で高くてもナチュラルにオススメができています。
ですが、ゴリゴリにLinkの酸熱だけを勧めることは絶対にありません。
お客様の髪質によって合う合わないはありますので、TOKIOやファイバークリニクスも選択肢に含め、各トリートメントの特徴をご説明させていただいています。
例えば、TOKIOの予約で来たお客様の髪質を見てLinkの酸熱と相性が良さそうと思ったときはLinkの酸熱の紹介もします。
逆に、新規でLinkの酸熱の予約で来たお客様でも、カラーしたばかりの髪であればカラーが退色してしまうので、Linkの酸熱の施術は次回にすることをご提案することもあります。
良いものを最大限の効果で実感していただくためには、それに伴ったことをしなくてはいけません。ですので、お客様に言われたことを絶対にするのではなく、お客様の髪を第一に考えメニューの提案をすることが美容師としての仕事の一つだと思っています。美髪革命でLinkの酸熱トリートメントが導入されてからは、さらにお客様の髪質に合わせたご提案ができるようになりました。

酸熱トリートメント施術で心掛けていること

酸熱トリートメントや髪質改善は流行っているので、新規でLinkの酸熱トリートメントを予約して来てくださるお客様は、多少の酸熱トリートメントの知識を持った状態で来店されます。
ですが、酸熱トリートメントの効果を勘違いしているお客様も多いです。例えば、酸熱トリートメントはクセが伸びると思っている方は、縮毛矯正のような効果を想像しているんですね。「クセが伸びる」は間違った情報なので、クセが伸びるわけではなくうねりを解消する効果があると言葉を選びながら、お客様の認識に間違いがないよう説明をします。
また、お客様の髪質によって、酸熱トリートメントの効果は全く異なるので、「こうなります!」と断言はしないようにしています。「こんな髪質のお客様がこうなりました」というような事例を使っての説明にしています。
効果を大げさに説明することはお客様の期待を裏切ってしまうことになりますので、リアルな効果を伝えることを心掛けています。

僕は、酸熱トリートメントでの予約じゃないお客様にもLinkの酸熱トリートメントのご紹介をしています。
Linkの酸熱施術後のお客様の髪のお写真をなるべく撮影させていただき、ブログや天神店のInstagramに載せています。Instagramの投稿は天神のスタイリスト木島と協力して毎日投稿しています。
お客様に天神店のInstagramを見ていただくと、Linkの酸熱トリートメントに興味を持ってくださる方や、やってみたいと言ってくださる方もいます。興味を持っていただける可能性のあることは、なるべく進んでやるようにしています。

マイスタに挑戦したことで実感した成長

しっかり設計されたマイスタの講習会と試験合格者へのディプロマ発行など、自分に箔が付く感じがしました。フロントにディプロマを置いているのでお客様にこれなんですか?と聞かれることも多いです。
福岡からわざわざ東京に行ってライセンスを取りに行ったんですとお客様に伝えると「すごい!」と興味を持ってくれます。
時間と労力をかけて取った資格なので、この価値ある技術で自分でお客様を掴みにいきたいと思えました。

僕は、マイスタの資格取得の過程で大変だと感じることはありませんでした。面白そうという気持ちが強かったので、やらされている感覚は全くなかったですね。
美容師を長くやっていると、自分でできることがほとんどになり、新しい知識を増やす機会も少なくなります。それでも、新しいものは更新され続けていくので、新しいものを取り入れていかないとどんどん取り残されてしまいます。
僕自身、少しずつでも新しいことを吸収して、美容師としていつまでもアップデートをしたいという気持ちが強いので、こうして学べる環境を与えていただけることがとても有難いです。

どんなお客様に一番喜んでもらえた?

本当にこの技術(酸熱、5STEP)が必要なお客様に届いて欲しいと思い、しっかりと学んだ診断→施術を意識しました。

その中でも、去年の10月から累計11回ほど美髪メニューを毎月受けてくれている50代女性の方が3人ほどいらっしゃいます。
Linkの酸熱トリートメントの3回が終了してTOKIOに戻った人も、美髪メニュー(酸熱、5STEP)をやった後の髪の艶と収まりを忘れられずにまたLinkの酸熱のメニューに戻ってくれます。
それくらいTOKIOとLinkの違いがあることを実感して下さっているのだと思います。

24、5歳の女性のお客様も美髪革命以降、新しく指名をしてくださっています。
韓国アイドルのツヤのあるハイトーンになりたいという願望を叶えてあげられていると思います。(たぶん)

30代女性のお客様で、毎月美髪メニューできてくれていた方がいらっしゃるのですが、関西に引っ越されることになったのです。その際もセレストでこれからも美髪メニューを受けたいと話してくださって、関西の店舗をご紹介させていただきました。

世代に依らず、細い毛、弱い癖毛のお客様にバッチリと効果を発揮する印象です。

ダメージレスカラー革命

トリートメントの次は、ダメージレスカラーの講習・検定が始まります。
ダメージレスカラーとして使用するイノアカラーを僕が初めて使った時は、イノアカラーの良さを十分に理解できませんでした。
ですが今回、ダメージレスカラー革命でイノアカラーを導入すると聞いて、イノアカラーを導入することには何か背景があり、何か意味があると思ったので、イノアカラーの知識を得るためにも引き続き学んでいきたいと思いました。
何かをやるときに物事の捉え方は重要で、目的を理解すること、背景を見るクセをつけることが大事だと僕は思っています。なんでもポジティブに捉えて楽しむことが重要です!

お客様のための施術を

僕は目先の売上ではなく、長期のお客様をつける上で本当に合うお客様にオススメした結果、数字がついてきたと(まだまだですが)思っています。
狙いすぎ、欲しがりすぎはお客様のためになりません。僕はお客様に喜んでいただくために、美容師は技術ができて当たり前の定義の上で、言葉遣いや技術以外の面で意識していることが沢山あります。お客様のための施術を心掛けてこそ、お客様に良いご提案、良い施術をしていくことが出来ると思っています。

業務委託美容師は目標設定やモチベーションを維持するのが難しいと思いますが、このような資格を取って美容師としてステップアップできる機会を与えてくれたことに感謝しています。

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