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セリーヌ セーズ

セリーヌは1945年にパリで、子供靴の専門店としてスタートしました。1960年に女性向けのバッグやレザーアクセサリーなどを売り出し、現在では多くの女性に人気のあるブランドです。

セリーヌのセーズとは2018年にサンローランからセリーヌのクリエイティブ・ディレクターになった、エディ・スリマンが手がけた3つの新作バッグの1つです。2019年のスプリングコレクションでは大いに話題をさらいました。

その中でもセーズはスリマンが就任初日にデザインを始め、完成形ができるまでに半年以上をかけたというまさにスリマンのファースト・セリーヌと言える作品です。

フランス語で「16(seize)」という意味を持つセーズは、60年代のメゾンのアーカイブバッグに着想を得ています。柔らかなカーフレザーと丸みを帯びたシルエットで、他のセリーヌのバッグと同様ムダがなく、シンプルなのに遊び心のあるデザインです。

流行に流されず、仕事にも普段使いにもフィットします。内部の中央には仕切りを兼ねたファスナーポケットがあり、きれいに収納することが可能です。セリーヌのバッグは外見の美しさだけでなく、使いやすさも考えられています。

セーズの名前の由来は、パリ・ヴィヴィエンヌ通り16番地です。2014年からは、この住所にセリーヌ本社のアトリエがあります。有名人の愛用者も多いことで知られるセーズですが、スリマンが友人のレディー・ガガにプレゼントしたことでも有名です。

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