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練習は曲の最後から

随分前に「ストリング」という雑誌に,あるコントラバシニストの連載記事があった。失礼ながらお名前を忘れてしまったのだが,その方が「練習は曲の最後の小節からするべし」と書いていた。今日は一番最後の小節,次の日は最後の2小節,その次の日は最後の3小節と,1小節ずつ練習範囲を広げていく。

メリットは以下の通り。

  1. 練習の範囲を毎日1小節ずつ増やすことで,その部分を丁寧に練習できる。

  2. 始めから練習すると,1小節ずつと思ってもつい続きを弾きたくなる。最後から練習するとその問題が起きず,毎日1小節ずつの丁寧な譜読みと,その後の部分の復習をできる。

  3. 大抵の曲は始めより最後のほうが難しい。始めから練習し,間違えては始めから…と練習すると,後ろの難しい部分の練習回数がどうしても少なくなる。

  4. 後ろから練習すれば,本番でも,たくさん練習してある曲の後ろに進むほど,自信を持って弾くことが出来る。

なんか妙に納得して,時々実践している。いつもじゃないんだけどね。
ぁ,必ずしも小節線で分けずに,短いフレーズの切れ目を区切りにして1小節程度の長さに分けるのがおすすめです。

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