見出し画像

見送りの音楽

皆さま、こんにちは。
毎日暑いですね。
いかが過ごしでしょうか?
水分補給をしっかりして、美味しいもの食べて、元気に過ごしてくださいね。


音楽って幅広いですよね。
宗教音楽、クラシック音楽、ポップス音楽、ヒーリング音楽やその他もろもろ。
生活の中で、どこに身を置くかで、聞く音楽、聞こえてくる音楽は変わってくると思います。





先日知り合いの方を見送ってきました。
その方は讃美歌を歌うことが好きな方でした。
聖歌隊という教会内の合唱団みたいなところにも入ってらっしゃいました。


讃美歌って不思議ですよね。
宗教音楽なのに、なぜか一般的に知られている曲もたくさんある。
「きよしこの夜」とかが、一番有名かな?
最近、タイタニックがリバイバル?してましたが、その映画内で沈みゆく船の上で演奏家の方が逃げるのを諦めて?最後まで演奏していたのが
「主よ、みもとに近づかん」です。
讃美歌を映画で使うなんて、さすがクリスチャン大国アメリカですよね。



この曲は、「今かから神様のところに行きます」って歌なんです。
なので、お葬式の時に必ず歌われる讃美歌です。


ふだん何の気なしに触れている音楽ひとつひとつに意味があり、そして思いがある。
その方が好きだった讃美歌を歌いながら、そんな思いでいっぱいになりました。
そして、歌うことでその方の死を受け入れ、送り出すという意味もあるのではないかと思いました。

「送り出す音楽」ってすごく辛いことかもしれませんが、この世に生きている人間には場面場面でのピリオドは必要なことかもしれません。
それは音楽だけではありませんが、区切りをつけることって人生において大切なことなのかもしれません。


音楽って本当に奥が深すぎて、、、。
これから先、生きていく中でさまざまな場面でいろんな形の音楽に触れていくかと思いますが、ひとつひとつを丁寧に、音を奏でていけたらと思います。
誰かの心に寄り添い、そっと届けばいいなと切に願いながら。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?