見出し画像

チェロの練習方法 初心者編

こんにちは。
春ですね〜。
時々暑すぎる日もあるけど、ポカポカ陽気が気持ちいいです。


さで、今回はチェロの練習方法について書いていきたいと思います。
今回は初心者編。
春になり、新たに習い事を始めよう!!って思っていらっしゃる方も多いと思います。
春から新しく始める方がいらっしゃるかと思うので、私が
レッスン時にお伝えすることを書いておこう!
と思い、初心者、中級者、上級者の3回分、今日から毎週金曜日に連続で出したいと思います。
誰かの参考になれば嬉しいです。




初心者編 〜3ヶ月

新しくレッスンを始められた方、おめでとうございます。
チェロへの新しい扉を開き、ワクワクされてるんじゃないかなぁって思います。
まず最初にレッスンに行かれた方は、楽器の持ち方、弓の持ち方を習うと思います。
早く音を出したい、曲を弾きたいって速る気持ちがあるかと思います。
とりあえず3ヶ月我慢してください
楽器の構え方弓の持ち方ってすごく大事なんです。
私のレッスンでは、まず3ヶ月基礎づくりを頑張りましょうと説明します。
基礎ができていなければ、正しく弾くことができないからです。
楽器の持ち方、弓の持ち方って、地味なようで、一番大切なことなんです。
変な楽器の持ち方、弓の持ち方をすると、綺麗な音は出ません
砂場に家を建てるのと、岩場のしっかりとした土台の上に家を建てるのは、どちらが頑丈でしょうか?
足場のしっかりしていない家はすぐに壊れます。
それと同じで、基礎のない状態で、いくら上手に弾こうとしても、弾けないんです。
遊びで弾きたいだけなんだから、適当でいい
って言われたことあります。
私もお金をいただいて教えているので、お客様(生徒さん)のニーズに応えることが必要な時もあります。
それでも、一番最初の3ヶ月だけは我慢してくださいってお伝えしています。
なぜなら、最初がものすごく大切だし、チェロを楽しく弾いて欲しいからです。
持ち方が変であれば弓を握ってしまい、10分と弾いていられないです。
そして、曲を綺麗に弾くこともできません。
それでも、曲がすぐ弾けないんだったらいいですって辞められた方もいます。
そういう方とは縁がなかったんだなって諦めています。

せっかく、チェロを始めたんだから、チェロを好きになって欲しい、チェロを弾く喜びを知って欲しい、何よりもチェロと一緒に楽しく過ごして欲しい、そう思っています。
日本のチェロ人口はそんなに多くありません。
だからこそ、チェロと出会って、チェロを弾くことを決めた方には出来るだけ長い間弾いて欲しいと願っています。


  • 最初の3ヶ月はとりあえず楽器の構え方弓の持ち方に注目!



3ヶ月〜1年

そろそろ楽器の構え方、弓の持ち方が安定してきたんではないでしょうか?
ダウンアップの弓順も覚え、左手に突入される方が出てくる頃だと思います。
とりあえず、ハ長調の音階練習頑張ってください
フレットもないし、自分で音の判断をしながら弾く音階はなかなか大変だと思います。
チューナを使ったりしながら、とにかく繰り返し音階を弾いてください。
音階がきちんと弾ければあとは、音の組み合わせなので、簡単な曲なら弾けるようになります。
ここでは、とにかくハ長調の音階さえ弾ければあとはどうにでもなります!!

早い方はポジションの移動に挑戦されている時期でもあります。
細かい音符の羅列も増えてきて、ヒェーっとなりますが、ゆっくりゆっくりでいいので、確実に音符を弾くようにしてください。

  • ハ長調の音階をマスターする



今回は初心者編でした、
次回は中級者編です、
来週の金曜日にまたお会いしましょう。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?