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好きなチェロソナタ

こんにちは。
某アニメではありませんが、
「目がぁぁぁぁぁ」
状態です・・・。
もう2ヶ月近く花粉でやられています。
ここ3週間は特にキツイ。
桜の花は大好きだけど、早く散ってほしい・・・(桜が散ると私の花粉は治ります)


今日は前回のコンチェルトに引き続き、私の好きなチェロソナタをご紹介しようと思います。


ソナタとはソロ楽器とピアノ(伴奏)で成り立つ2重奏です。
なかなかオーケストラバックに弾く機会はないので、ピアノと合わせられるソナタはすごく出番が多い気がします。
ソロで弾くのも楽しいけれど、やっぱり伴奏付きで弾くともっと楽しさが湧きますよね。


1位 ラフマニノフ チェロソナタ ト短調 op19
ラフマニノフのチェロソナタは1901年に書かれた4楽章からなるソナタです。
もう、チェロソナタの中で群を抜いて大大大好きな曲です。
ラフマニノフといえば叙情的な美しいメロディ。
特に3、4楽章のメロディが本当に美しくて、疲れた時なんかは弾きながらメロディーに癒されるそんな曲です。
この曲は卒試で弾いたのですが、今でも本当にこの曲に挑戦してよかったなって思える曲でした。
ピアノが伴奏なのにソリストなの?!ってくらいとても難しくて(ラフマニノフは身長2m近くあるピアニスト)、伴奏してくれた後輩ちゃんには本当に感謝しかなかったです。
この曲は本当に大切な曲です。


2位 ベートーヴェン  チェロソナタ
ベートーベンのチェロソナタは5番まであります。
知らなかったけど、チェロの新約聖書と言われてるそうです。
(*旧約聖書はバッハの無伴奏チェロ組曲)
1、2楽章からなる、1、2、4番と、1〜3楽章からなる3、5番があります。
全曲はしたことありませんが、ベートーベンの綺麗なメロディーと激しさが合わさった、人間の本性が見えるような気がする曲です。
ベートーヴェンはピアノ曲もオケの曲も好きです。
上の動画が4番、下の動画が3番です。



3位 ブラームス チェロソナタ 第一番 ホ短調 op38
ブラームスのチェロソナタ1番は3楽章からなる1865年頃の作品です。
ちなみに2番もあります。
ブラームスのチェロソナタって学生の頃に弾いたっきり放置していて、一昨年生徒さんに弾きたいと言われたので、改めて勉強し直して、弾いて、やっぱり好き!!ってなった曲です。
1楽章は暗くて感傷的な感じ、2楽章は3拍子で、軽快なんだけど、少し叙情的、3楽章は緩急があり、ピアノとの掛け合いのある3連符が続く緊迫感のある曲だと思います。

私が3楽章を弾いた時、
「先生(私)のイメージ通りの曲ですね〜」
と言われ、ちょっと複雑な私です。
どんなイメージ持たれてるねん。笑
私、そんな激しいかしら・・・。
全楽章を通して弾くと、弾く人も聴く人も飽きさせないそんな楽曲だと思います。



以上です。
ドビュッシーもブリテンの1番のソナタもスキー。
チェロソナタはいろんな人が書いているのでたくさんあって迷いました。
ヴァイオリンの曲をチェロに編曲して弾く曲もありますし・・。
みなさんの好きなチェロソナタはなんですか?
まだまだ知らない曲もたくさんあるだろうし、またいろんなチェロソナタを聴いて行きたいです。

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