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BtoB広報トピック一覧

こんにちは、きたかわです。

最近BtoB広報のノウハウもいろいろ整理してアウトプットしたいなあと思うことが度々あり、今日は記事の切り口をまとめてみることにしました。

いきなりですが、ドーンと。

広報トピック

図作成:きたかわ
利用について:ご活用いただけるのであれば、クレジットを入れてぜひ使ってください。

枝の粒度など精緻にできるところはまだまだあると思いつつ、おおよそこんなふうにまとまえるのではないかなと思いながらまとめました。

まとめ方ですが、媒体の記事の切り口を整理したのと、普段ライターとしても活動している中で企画を練ったりするのでその観点も含めました。

以下、まとめながら思ったことをつらつらと。

BtoBの広報活動は事業技術人の3つの切り口が主だと思います特にテック系の企業だと技術について話せない、または専門すぎて媒体にとっても書きづらい(リテラシー、あるいはターゲット、ニーズの問題)といったことがあります。そう言った時にはまずは人ベースに切り替えてみて発信するということもできます。

結局のところ媒体に求められるのは「技術が何をもたらしてくれるのか?」です。なぜなら、多くの読者にとって、あるいは読者が属している企業含む組織や社会全体にとっては、技術そのものよりもそのメリットをどう享受できるかのほうが関連するし、ビジネスとしても関心度が高いからです。

一般に出せる範囲での技術解説なら専門誌が適切でしょう。一般・総合紙やビジネス系メディアで解説するには枠が不足する可能性があります。それによって説明不足となってしまう可能性もあるので、目的によって使い分けたほうが良さそうです。

そして、枝のほうにいけばいくほどトピックがかぶることもありますよね。例えば事例記事は人で見せることもできるし、技術解説的に寄せることもできます。

例:
・人ベースの事例記事「XX氏が手がけた事例」インタビュー形式でまとめる
・技術ベースの事例記事「YY技術を導入した事例」技術者がプロジェクトの解説をする地の文の記事、あるいはコラム的な記事

同じ事例の軸でも見方を変えれば2つ記事ができることになります。ストーリーを増やせるんですね。

また、事業分野のトピックはちゃんと整理しておきたいですね。これだけ切り口があります。このトピック、別に取材対象ではなくてもメディアアプローチ時に伝える基本情報かつ記者さんに聞かれることでもあるので、ファクトブックなどにまとめておくとよいでしょう。

事例が豊富、一部上場企業である以外のBtoB企業の広報さんにとって、広報トピックを探すのって大変… と感じている方も多いのではと思って今回シェアした次第です。

社内調整の際に「何か広報ネタありますか?」と言っても、メディア研究をしていない社内の皆さんに何を探してもらえばいいかも引き出しづらいと思います。そんなときにこんな全体図を見せてしまうか、あるいは枝のどれかで話題がないかと投げかけてみると具体的なエピソードが出てきやすいのではないでしょうか。

広報さんが企画をするとき、広報さんが社内でネタを拾ってくるときなどに使ってもらえたら嬉しいです。


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