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「福音」って何だろう?~教会への手紙

「自分でがんばるのではなく、イエスさまが一方的に、何の条件もなく、与えてくれる」
これが、パウロさんがローマの教会に手紙で伝えたかったことでした。
パウロさんから約1500年たって、ルターさんがこの手紙の御言葉に、ハッとしたのです。

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ローマの信徒への手紙1:16~17
わたしは福音を恥としない。
福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。
福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。
「正しいものは信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。

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ルターさんは、「自分が正しい人にならなきゃいけない」とがんばっていました。聖書を何度も何度も読んで、どんなにがんばっても自分力では正しい人になれないことに悩んでいた、ルターさん。
そんなとき、パウロさんの書いた手紙にハッと気づいたのです。

「イエスさまは、正しくなれない自分のために十字架についてくださった。
イエスさまの服を着ることで、正しくなれない私を正しくしてくださった。
自分で正しい人になろうとせず、イエスさまを信頼して歩もう。」

センター北教会では、2017年の宗教改革500年を記念して、ルターさんTシャツを作りました。そのイラストには、今日の聖句が、ラテン語、ギリシャ語、英語、ドイツ語、日本語で書いてあります!

わたしたちも、2000年前のパウロさんの手紙を読んで、イエスさまの十字架の恵み、神さまの愛、「福音」に聴きたいと思います。

今日はとってもいい天気でした!