見出し画像

〖ラーメン一作〗コッテリしてるのに油っこくはない魔法のラーメン

飲食店ではチェーン展開をやるに当たって大事なことの1つが業務標準化。
業務標準化をしないとチェーン展開ができませんし、品質も統一できなくなります。
この業務標準化をやる過程で社長は職人からマネージャーとなり、そして経営者へと変貌していくわけですね。

大阪府には郊外にチェーン展開している〖一作〗というラーメン店があります。店舗は高槻、茨木、寝屋川と、都心部ではありませんが、しかし激戦区は美味い具合に回避している感じはあるんですよね。
そこで、今回は寝屋川のラーメン一作で何度か食べたラーメンをレポートしたいと思います。

🍥こってりベースのスープはしかし油っこくはない

ラーメン一作のラーメンは非常に独特です。
間違いなく味の面で競合との差別化は出来ていますし、正に一作以外では食べたことのない味です。

ラーメン一作のラーメンはこってりラーメンをベースとしています。
ほぼすべてのラーメンにおいて、こってりラーメンがベースです。
このラーメンの不思議なところは、コッテリとしていながらも、決して油っこくはない点です。

こってりベースのスープはコクを堪能しやすい反面、油っこくなってしまいがちなんですよね・・・。
ところが一作のこってりラーメンはコッテリしてはいるのですが、決して油っこくはないのです。
このコッテリと油っこく無さを両立しているのが、ラーメン一作のスゴイところです。

🍜一方で辛さとの相性は良くない

ラーメン一作では担々麺(期間限定)と濃厚魚介鶏(赤)を食べましたが、辛党を満足させるっていうのはないですね。
どうにも辛さを吸収してしまうような感じで、辛さはかなり抑えられてしまうわけです。
そのため、辛さとの相性は必ずしも良くはなく、美味いけど辛くはない、そんなラーメンが出来上がることとなります。
多分、辛い系の味はあまり得意ではないと思いますね。

🍚天津飯も結構レベルは高い

ラーメン一作はラーメンの美味さも勿論なのですが、なかなかレベルの高いサブメニューが天津飯です。
やはりコッテリ系は得意なのか、天津飯のあんかけも見事なまでのコッテリ感があり、かつ旨味もしっかりしています。あんかけに使っている出汁がなかなか良いんじゃないかと思う程です。

ラーメン一作は殆ど郊外に店舗を構えていますが、郊外を対象にしたのも面白いですね。
コッテリしてるのに油っこくはない、ある種の魔法のラーメンです。
本当に変わった味なので好みに合うかどうかは食べてみてどうかですが、一度は食べて見ても損はしない味です。

この記事が参加している募集

おいしいお店

ご一読ありがとうございます。お読みいただいた記事がもし無料、あるいは価格以上の価値があると思ったら、フォローならびに、サポートいただけますと幸いです。