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フリーメイソンとは結局何だったのか?①

都市伝説などがお好きな方にとっては、
『フリーメイソン』という名前を聞くだけでワクワクする方も多いかと思います。

一時期はテレビや映画でも話題となり、様々な都市伝説が語られたことも有名です。

世界で最も有名な秘密結社とも言われており、
(有名なのに秘密結社というのも矛盾しておりますが笑)
その活動については謎が多く、未だ明らかにはなっていません。
フリーメイソンとはいったい何なのでしょうか?

1回では語りつくせない内容があるので、
複数回にわたって、フリーメイソンについて解説していこうと思います。

◆実在する団体

フリーメイソンとは、実在する団体であり、友愛結社です。
世界各地に存在し、会員数は600万人を超えるとも言われています。

それぞれ独立したグランドロッジが、
下部組織(下位のロッジ)から成る自身の管区を管轄しています。
それぞれが認め合っているとも、一部では拒絶しているとも言われています。
(ロッジ毎の入会基準、ルール、政治信条などの違いがあるようです)

また、それぞれの創立者がフリーメイソンでありながら、
フリーメーソンリーから派生した組織も存在します。
(ロータリークラブライオンズクラブ)

◆日本にもあるグランドロッジ

実は日本にもロッジがいくつか存在します。
ホームページも存在し、申請すれば面会や入会も可能になるようです。
東京都国立にある国立ロッジについては、

①成人男性である事
②何らかの信仰を持つ、もしくは神に相当する至高の存在を信じている。
③2名の会員の推薦を受ける(知り合いがいなくても、面会を通じて推薦を受ける相手を見つけることが可能)
④定職、収入があり、家族がいればそれを扶養している事
⑤年会費を支払う事

上記の5つの条件をクリアすると、入会が可能になるそうです。

ちなみに、女性の入会を認めているロッジもあるようですが、
多くのロッジでは成人男性のみの入会を認めています。
一説には、フリーメイソンの起源は石工組合だった為、
力仕事を行える男性のみが入会していて、
これが現代に通ずる慣行となったとも言われています。

◆活動内容はよくわからない

名前だけが先行しているフリーメイソンですが、
活動内容はよくわかっておりません。
会員だけの秘密の儀式があるだとか、定期的に会合を開いているだとか、
あくまで噂程度しか聞こえてこないので、多くは謎に包まれています。

◆多くの著名人が入会している

ところが、フリーメイソンに入会していると公言している人物や、
入会が噂されている人物が世界中に多数存在しています。

存命な方で日本人だと、独特のCMで有名になった「高須クリニック」の高須医院長(2016年に京都御門ロッジの最高位に就任)や、お騒がせ議員として有名になってしまった元総理大臣の鳩山由紀夫氏などは、フリーメイソンであることを公言しております。

過去の世界的な著名人でいえば、
「トム・ソーヤの冒険」で有名な作家のマーク・トウェイン、
自動車メーカー「フォード・モーター」の創設者、ヘンリー・フォード、
同じく自動車メーカー「クライスラー」の創業者、ウォルター・クライスラー、
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)最高司令官、ダグラス・マッカーサー、
ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者、カーネル・サンダース、
FBI初代長官、ジョン・エドガー・フーヴァー、
映画『未知との遭遇』で主演を務めた、リチャード・ドレイファス、
元NBAのバスケットボール選手、デニス・ロッドマン、
同じく元NBAのバスケットボール選手、シャキール・オニール、
などなど、ここに挙げたのはごく一部ですが、多くの著名人が入会しています。

◆分かっている事は限られているが・・・


まとめると、
①実在する団体で、複数のグランドロッジがそれぞれのエリアを管轄している
②日本にも存在し、一般人でも条件をクリアすれば入会できる。
③多くの著名人が入会している。

残念ながら、分かっている事はこれだけです。

ですが、入会している著名人の名前を見るだけでも、
世の中にある程度の影響力のある団体なのではないかという推測はできます。
それなりに権力や財力のある方々が、何の理由もなしに同じ団体に挙って参加するわけがありません。

また、前述の通りに日本にもロッジが複数存在するだけでなく、
それ以外にもフリーメイソンの痕跡のようなものは国内に数々あります。

実は、以前からそれらを巡る旅をしておりまして、
次回は、それらを1つずつご紹介したいと思います。




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