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紅茶にまつわる勘違い

知らないと恥ずかしい、紅茶にまつわる勘違いをまとめてみました!
もちろん解説付きです。

①紅茶は苦い

苦くありません。渋みのある紅茶もありますが、そうではない紅茶もたくさんあります。

では、何故苦いと思うのでしょうか?

それは紅茶の淹れ方が間違っているからです。
紅茶は繊細なので、淹れ方を間違えると苦み成分が出てしまいます。

ティーバッグの場合、カップにティーバッグを入れてからお湯をかける方がいますが、これはNGです。お湯がティーバッグの中に入っている茶葉にかかると、苦くなります。
先にお湯を入れてから、そっとティーバッグを入れましょう。引き上げる時もゆっくり、優しくそっと上げてください。
たったこれだけで、紅茶の本来の美味しさが味わえるようになりますよ。

②アールグレイとダージリン

よく聞く「アールグレイ」と「ダージリン」、この違いは明確です。

「アールグレイ」は茶葉にベルガモットという柑橘の香りをつけた、フレーバードの紅茶です。
「ダージリン」は茶葉の名前で、インドのダージリン地方で作られた紅茶をさします。

つまり、「ダージリン」を使った「アールグレイ」も存在する、ということ。

もしも会話で「何の紅茶が好き?」という問いに「アールグレイ」なんて答えたら、「何のアールグレイ?」と、総ツッコミを食らう可能性もあるわけです。
ちなみに、王道のアールグレイは「キームン」を使用したものです。

③オレンジペコー

よく勘違いされますが「オレンジペコー」はオレンジの味や香りがする紅茶、ではありません。
「オレンジペコー」は紅茶の等級です。茶葉の大きさに対する名称です。

つまり、「オレンジペコー」のダージリンや、「オレンジペコー」のディンブラなど、茶葉の大きさなんです。

パッケージでは「OP」と、記載されています。
もしもカフェやレストランで「オレンジペコー」を頼んでも、オレンジの味や香りはしないので、ご注意くださいね。

④ティーバッグの茶葉

よく見かけるティーバッグの茶葉は、カスみたいなものだと思っていませんか?
違います。

あれは「ダスト」という、最小単位の等級で、より効率よく紅茶の旨み成分を出すために考えられたものです。
ティーバッグの紅茶で1分半など、蒸らし時間が短いものがあるのは、こうした理由からです。

ちなみに、「オレンジペコー」のティーバッグもありますよ。
メーカーやブランドによって様々なので、ティーバッグ=安い紅茶、というイメージも誤解です。


他にも誤解されてることがあったら、積極的に追記していきますね。
どうか、よい紅茶ライフを!




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