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2024年は診療報酬改定!どうなる医療費!

みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。

さて、来年(2024年)は
診療報酬が改定される年で、
その内容の発表がありました。

診療報酬
聞きなれない言葉と感じる方
もいるかもしれませんが、

実は、日頃から
よく目にしている数字です

病院の支払いの時に
領収書とは別に診療明細書
渡されと思います。

診療明細書には、
その時に受けた治療内容と
点数が書かれています。

この点数が、
その医療行為の診療報酬
となります。

金額が書かれていないので、
あまり内容をよく見てない方も
多いのではないでしょうか?

そこで、今回は
病院に行ったときにもらう
診療明細書

そこに書かれている
診療報酬について
お話してみたいと思います。


診療報酬とは?


診療報酬とは、
それぞれの医療行為(投薬も含む)に対して、
定められている点数です。

この点数は、それぞれの医療行為ごとに
厚生労働大臣より決められています。

皆さんが支払っている医療費は、
診療報酬1点=10円として、計算されます。

診療報酬1点=10円
は全国一律となっています。

言い換えれば、診療報酬とは、
各医療行為の単価ともいえます。


実際の負担金額は計算は?


では、実際に診療明細書から
支払い金額を算出してみましょう。

私が耳鼻咽喉科で受けた診療明細書です。

診療報酬の合計点数は
73+1+2+100=175点

医療費は
175点×10円/点=1750円

患者負担金額
1750円×30%=530円(10円未満四捨五入)


これまでの診療報酬の推移と今後


診療報酬は、2年に1回改訂されます。

過去8回の診療報酬改定では、

本体部分と呼ばれる
検査・手術・入院などの医療行為
診療報酬は引き上げ

医薬品・医療機器の
薬価の診療報酬は引き下げ

ちなみに今回の改定では
本体部分は、0.88%の引き上げ
薬価・材料については、1%の引き下げ
となり、

全体としては、
0.12%程の引き下げとなりました。


診療報酬が割引されるおくすり手帳


診療報酬を割り引きしてもらえる
制度をご存じでしょうか?

2016年の診療報酬の改定より
調剤薬局でお薬を受けとる時

前にお薬をもらってから
3ヶ月以内であれば、

お薬手帳を出せば、
薬剤服用歴管理指導料
59点45点
に割引されます。

3割負担として
(59点-45点)×10円×30%≒40円

とわずかな金額ですが
「負担しなくてもいいお金の支出を抑える」

こういった行動が
資産形成につながっていきます。

何事も一事が万事です。

これを機会に自分の行動が
資産形成につながっているかどうか?
チェックしてみてはどうでしょうか?


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それでは、今回も最後まで読んで頂いてありがとうございます。
引続きどうぞ宜しくお願い致します。



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