見出し画像

投資におけるリターンとリスクとは?

みなさん、こんにちは
ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。

「リスクが怖くて投資には手がだせません」

よく耳にする言葉ですが、
言い換えると

「損失が怖くて投資には手がだせません」
ではないでしょうか。

しかし、投資における「リスク」とは?
実は、「損失」ではありません。

そこで、今回は、
投資における「リスク」
についてお話してみたいと思います。

投資におけるリターンとリスクとは?


投資においては、
リスクと一緒に「リターン」という言葉も
よく出てきます。

「リターン」というと「利益」のイメージ
をされる方も多いと思いますが、
投資におけるリターンとは、

お金を運用して得られる結果で
利益だけでなく損失も含まれます。

例えば、
100万円を運用した結果、

5万円の利益が出れば
プラス5万円のリターン

5万円の損失が出れば
マイナス5万円のリターン
となります。

そして、投資におけるリスクとは、
リターン(期待する収益)
振れ幅(不確実性)
の事を言います。

リスクが大きい商品とは、
リターンの振れ幅が大きい商品

逆に
リスクが小さい商品とは、
リターンの振れ幅が小さい商品

という事になります。

要するに、リターンとリスクは表裏一体

大きな利益が期待できる商品ほど、
値動きの幅も大きくなり不確実性(リスク)
も大きくなります。

逆に
リスクが小さい商品の場合は、
値動きも小さく期待できるリターンも小さい
という事になります。


普通預金は損失ゼロにできるのか?


投資に中々手が出せない方が、
現金の保有場所として選んでいるのが

預貯金
ではないでしょうか?

では預貯金が、
本当に安全なのか?
というとそうとも言えません。

経済は、

の値段が上がりお金の価値が下がる
インフレ

物の値段下がりお金の価値が上がる
デフレ

のいづれかに動いてます。

では、子供の時より物の値段は
上がってると感じますか?
下がってると感じますか?

物によっては、
下がっているものあるかもしれませんが、
全体としては、上がっていると感じるのではないでしょうか?

そう考えると、
殆ど利息の付かない預貯金だけでは

長期的には
お金は減っていく可能性が高い
と考えるべきですね。

常に動いている経済の中で、
物の価値も常に変動し、

物と物を交換する為に生まれた
お金の価値も常に変動してい訳です。

よって、何もしなくても
価値が目減りする可能性
ゼロにはならないと言えます。


リスクをコントロールして資産を増やしていくには


リスクをコントロールするキーワードは
「分散」「長期」
です。

複数の異なる資産に投資先を分散すると、
リターンのブレ幅が打ち消しあい
一時的な大きな損失を抑える事が出来ます。

例えば、
資産Aマイナス100万円になっても、
異なる資産Bプラス105万円となれば、
全体としてはプラス5万円となります。

この様に、
同じ動きをしない複数の投資先に
資産を分散することで、
一時的な大きな損失を抑えて
資産を積み上げていく事がポイントです。

そして、
プラスリターンが期待できる商品であれば、

短期的には
リスクの分だけのブレ幅はあるものの、

長期的保有すればする程、
プラスリターンになる確率は上がります。

要するに
「分散」
「長期」の組み合わせが、
資産形成のポイントとなります。


どんな投資を選択するかはリスク許容度次第


最終的にどんな投資方法を選択するかは、
その方のリスク許容度によります。

リスク許容度が高ければ、
多少リスクが高くても
積極運用で大きな利益を狙えます。

逆に、リスク許容度が低ければ、
リスクの低い安定運用先へ
投資するべきです。

ここで気を付けなければならないのが、
現状だけでなく
・今後収入が増えるのか、或いは減るのか?
・支出は増えるのか、減るのか?
等、先々の事を長期目線で考えて、
リスク許容度を判断
する事です。

リターンとリスクの考え方は、
資産形成においては重要な考え方です。
是非この機会に覚えておきましょう。


資産形成やお金に関するご相談を
受け付けております。

・IDECO・NISAの始め方
・賃貸VS購入どちらした方がいいか?
・住宅ローンは退職金で完済した方がいい?
・ふるさと納税って本当にお得?
・投資は何から始めたらいいのかな?
・不動産投資って大丈夫?

お気軽にご利用ください。
ご希望の方は以下↓からお申込みください。
https://consult.souki-sd.co.jp/


それでは、今回も最後まで読んで頂いてありがとうございます。
引続きどうぞ宜しくお願い致します。















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?