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般若心経で心の乱れを鎮める

般若心経(はんにゃしんきょう)の全体を通して一番伝えたいことは、心の安静に効果的であるということです。

般若心経は、私たちの存在を構成する五蘊(ごうん):色、受、想、行、識、はすべて空であると説きます。空とは、実体がなく、変化し続けるという意味です。
私たちの存在は、常に変化し続けるということをイメージすると、五蘊はすべて空であると説く般若心経の意味がわかってきます。私たちの体は常に変化し、心も常に変化しています。そう考えると、私たちの存在には実体がなく、常に変化し続けていることがわかります。
執着とは、何かを強く求めたり、何かにこだわったりすることです。執着があると、常に何かを求めたり、恐れを持ったりするから、心が乱れやすいのです。
般若心経は、私たちの存在は実体がなく、常に変化し続けていることを教えてくれます。そのため、執着を捨て、あるがままを受け入れられるようになります。
執着を捨てれば、心が安静になるというわけです。
般若心経を繰り返し唱えたり、写経したりすると、心の安静を体験できるかもしれません。ぜひ、試してみてください。

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