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LINEのデザインのクオリティが高い理由

わたし、LINEのデザインが大好きなんですよね。
コンテンツ/サービスを多数抱えている会社で、LINEほどデザインに統一感がある会社ってあまりないと思っています。

かつ、Appleみたいに純正の自社コンテンツのみのサービスだったらデザインに統一感を出しやすいと思うのですが、LINEマンガやトラベルなど、他社のデザインを使わざるを得ないサービス形態で、LINEらしいデザインを維持しているところがすごいなと感じていました。

そんななか、LINE Creative Meetup #1 「テーマ:LINEらしいデザインが完成するまで」というイベントが開催されることを知りました。
すぐに申し込んだんですが、その時点で満席、補欠応募の状態、、、さすがLINEさんですね。

ふつうに諦めて過ごしていたんですが、当日になって繰り上げで参加できるメールがああああ

これはいくしか〜!と思って参戦してきました!
(最近ドタバタしていてnoteへのアップが遅くなってしまいました、、)

LINE、景気よすぎる

写真撮ってないんですが、きちんと食事・飲み物が用意されてました。
食事はハンバーガー/サンドイッチ/唐揚げ/ポテトなど、きちんとお腹にたまるようなものが綺麗に並べられていて、自分で取っていいスタイルでした。
仕事からそのまま来た人がお腹空かないように、という配慮と、それで用意できちゃう羽振りの良さに感動しました、、、。

飲み物ももちろんビールからジュースまで用意されていて、自分でとってくださいスタイルでした。

あと、後からみてびっくりしたんですが、このイベント
参加者:80名
補欠者:153名

、、、153名!?!?

え!!!!人気すぎるでしょ!!!!!

という感じで、LINEの勢いを感じましたね。

ちなみに、参加者の大半がUIデザイナーの方だったみたいでした。

LINEのデザインのクオリティが高い理由①シンプルな原則が浸透している

LINEのデザインはシンプルであり、ユーザー視点である、という思想が根本に流れているのが全体を通して伝わってきました。

ちょっと前のことになるので文脈を忘れてしまったのですが、下記のような基本原則があるようでした。

①シンプリシティ
シンプルでミニマライズされたデザイン。
情報過多になると、受け手の入る余地がなくなる。
受容度があるデザインとは、ユーザー視点で、無駄がないデザイン。

②拡張性
LINEモバイル→情報感度が高い男性ユーザーが多かった
もっと幅広い世代に受け入れられるために世界観を拡張。
より多くのユーザーに自分ごと化してもらう。
ユーザーによって柔軟にデザインを拡張する

③浸透力
LINE Pay→ブラウンを用いて、情報過多にせず無駄なく。
LINE Biz solution→広告solution。ベーシックロゴだけでなくサブモチーフを使うことで多様な世界観を演出。

(ところどころメモが曖昧ですみません、、)

LINEのデザインのクオリティが高い理由②デザイナー以外にもデザインの重要性が理解されている

私が話を聞いていて、一番強く感じたのがここでした。

私の中でとても印象的な質問がありました。
「ビジネス側の思想がはいってきたときにシンプルさを維持できないのでは?」
というものです。

一応噛み砕くと、
ビジネス側の思想=収益化のために広告が増えたり、色々な部署の絡みで入れなければいけない情報が増えてしまう
それとシンプルさは両立が難しいのではないか?(デザイナーが負けるのでは?)

という旨の質問だと思います。

それに対する回答が
「意思決定者にシンプルであれ、が理解されている組織。LINEの社員全員がクリエイティブの力を信じている。」
というもので、震えました笑


あと、
Design>Spec
というのも結構印象的だったなと思います。

普通だったらSpec=仕様から決めていくのが一般的な作り方だと思うのですが、そこが逆転していて、デザイナーが意思決定者と話し合いながら、デザインをスペックに落とす というプロセスでサービスがデザインされているそうです。

もうなんかかっこよすぎるし、全ての事業会社がこうなってほしいと切実に思いましたね、、、

まとめ

ちょっと参加してから時間が経ってしまったので曖昧なレポで申し訳ないのですが、とりあえずLINEすげーー!!って感じでした。

あと、自分はWebデザイナーで、割とグラフィック寄りの仕事なので、全然違う世界で面白いなあと思いました。

こういうのを開くことで、いいデザイナーもたくさん採用できるだろうし、本当に賢い会社だなあと関心したせんざきでした。



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