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境界知能の息子

発達障害とは…
グレーゾーンとは…
なんなのか?

いつ頃から流行りだした言葉なんだろう?

そして、境界知能とは…
一体なんなんだろうか?

なんとなく、発達障害という言葉は認知されてきたような気はします。

ただ、グレーゾーンて?なに?
これまた、色々な書籍で、様々な言葉で言い表しているような気がしますが、今回は境界知能って一体なんなのか?

こちらの記事を書いてみようと思います。

たまには、真面目に?書いてみたいと思います。

今回こちらの本をご紹介させてもらいたいと思います。

突然ですが…皆さん!
境界知能って言葉をご存知でしょうか?

私は、そんなに認知されていない様な気がするんです。

だって、私自身も、境界知能について書かれた本を、宮口先生以外になかなか探し出せれないからなんです。

もし、他に境界知能について書かれてある本があればぜひ教えて下さいね。

宮口先生の本は、境界知能という世界がとてもわかりやすいと私は思っています。

少しこの本に書かれてあることを、ザッとまとめてみますね。

境界知能とは、知能指数(IQ)でいうと、「70以上85未満」で、知的障害と平均域のボーダー
ギリギリついていけるかいけないかのライン
IQ70の10歳児であれば、精神年齢は7歳くらいのイメージ

境界知能の子どもたち

私の息子は、ずーっとこの境界知能の子どもな訳です。

うちの息子はね、実は言うほど困り事がなかったんですよ。保育園の先生に指摘されるまで、そこまで大袈裟に考えてもいませんでした。

見た目は、本当に「ふつう」っぽいんですよ。
友達とのトラブルもなかったですし、今は不登校で色々こじれてはいますが…基本的には、とても穏やかで優しい息子です。
友達と遊んでる姿なんて、ほんっとに「ふつうっぽい」わけです。

でもね…だからこそ、悩んできました。

私自身も、そして息子も…だと思います。

幼稚園の頃はまだよくても、小学校も低学年くらいはまだなんとか…。

でも、3年生くらいからどんどん…
困りごとは、「勉強ができない」
これなんですよね。

低学年くらいまではね、まだ素直ですし、それほど勉強が難しくないのもあって、家庭でサポートしていたら、なんとかついていけるところもありました。

ただ、年齢と共に勉強を教えると、バトルも多くなってきて、更に家庭でサポートしてもついていけなくなりました。


そのままのあなたでいいんだよ
そんなに無理して頑張らなくてもいいんだよ
配慮してもらおうよ

そんな言葉をかけて、傷つくのは息子でした。

息子の本音は…きっとこれなんです。

僕だって、出来るようになりたい
みんなと同じがいい
わからないのが辛い
特別扱いは嫌だ

この本で言うと、息子は4年生ではありますが、クラスの中で2年生が授業を受けているような状態です。

どれだけ辛いと思いますか…。

そりゃ〜不登校になってもおかしくないよねって、私なんかは思うわけです。

でもね、息子のような境界知能のお子さんて通常級に他にもいると思うんですよね。

支援級に行けばいいやん!
それで解決!と私もどこかで軽く考えていました。

でもね…境界知能の息子は、みんなと同じ所にいたいんですよ。
しんどくて、辛いかもしれないけど、通常級にいたいと思う気持ちが強くってね。

だから、みんなと同じように楽しめる授業を選んで行っています。
たまに学校に行って、たまに休むでもいい!と私なんかは思っています。

学校の授業のレベルは正直難しい。でも、息子はわかりたい!と思っています。

今日も通級で、先生と息子と3人で授業をうけました。息子がわかりやすいように、どうやって勉強を教えていこうか?と、先生と一緒に考えています。

息子は、境界知能ですが、みんなと同じ教室で学びたい!わかりたい!と思っています。

全部の授業は無理かもしれませんが、息子が、理解できている授業もあるのです。

今日は、少しでも多くの方が、境界知能という言葉を知ってくれたらな〜というのと、そういった子どもたちの苦しみを、理解してもらえたら、嬉しいな〜と思いながら書きました。


上の画像は、今日、息子が通級で作ったカレンダーです😊
今日は、学校に行くのもやっとレベルの状態でしたけど、よく頑張りました!


そんな境界知能の息子の本をこの度出版しております。



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